お笑い芸人のたむらけんじが8月3日、ニュースサイト「ENCOUNT」にインタビューで登場。19年に吉本興業が導入した「エージェント契約」について満足している様子を見せたが、ネットではたむらの本心を疑う声が渦巻いている。
同記事によるとたむらは20年1月から吉本とエージェント契約を締結。約1年半が経ったが、現状を「最高ですね。本当にノンストレスです」と語っている。
たむらは「大変なことは、番組の裏かぶりを自分で調べなアカン点や衣装の発注」と語るが、契約前と後ではライフスタイルに変化はほぼないという。むしろこれまで明かされなかったギャラの配分がわかるようになったり、吉本が断っていた仕事も自分の判断でできるようになったりと、メリットのほうが大きいという。たむらは「『うわぁー、エージェントにせんかったらよかった』っていうのは本当に1個もないんですよ」と大満足のようだ。
もともと、たむらは以前からエージェント契約をしたいと公言しており、実際に吉本側から提案されても不安はなかったという。一方でお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が今年3月末に吉本側からの通告でエージェント契約を終了した際には「まず自分の契約がどうなってるかをすぐ調べました」と明かした。
その上でたむらは「確かに吉本がエージェント契約をしないと言えばそれまでなんです」と認めつつ、自身が契約終了になった場合は「(吉本側から)『マネジメントに戻りますか? それともフリーになりますか?』という提案をいただけるんやろなって僕は思ってます」と語った。また、たむらは自身のエージェント契約については「ほぼほぼ100点満点かなと思ってます」と自己採点した。
しかし、ネットでは《そのうち梯子外されるちゃうん?》《たむけんの吉本への媚がひどい》《芸人さんにここまで語らせておいて、実際の契約更改の時に事務所側がどう出てくるか、見守りたいなとは思います》など、たむけんの本音、そして事務所の出方を疑う声が続出している。
「たむらは20年1月に行われたエージェント契約締結前の吉本との交渉時にツイッターやインスタグラムで交渉内容に不満げな内容を投稿し、話題になりました。それが一転、今年4月には『FLASH』の直撃を受けて『大好きだし、“吉本所属”を名乗れるのは誇り』と吉本愛をアピールしていました。その背景にはやはり、エージェント契約の発案者である加藤が一方的に契約を切られて吉本を退社したことが大きいと見られています。今は契約更改の時期に向けて、吉本へ自己PRをしているのでは」(芸能記者)
アピールも度が過ぎて“御用芸人”のようにならなければいいのだが。
(柏原廉)