モデルでタレントのみちょぱこと池田美優が8月8日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演し、同じくゲスト出演した東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈選手にタレント転身を勧めた。
この日がバラエティ番組初出演だという入江選手。幼少期からボクシングを始め、かねてムードメーカーとしてクラスの人気者だったことなどが紹介されると、試合後の会見では「(金メダルで歴史の扉を)全開にしちゃったかなーと思います」と印象的なコメントを残し、記者を笑わせていた。
また、ボクシングについては大学卒業で引退することを決めており、今後は「カエル関連で就職できたらいいんだけど、ネットで調べてもなかなか就職先が見つからないので、ゲーム会社に就活したい」と“無類のカエル好き”を公言。TBS本社周辺にもカエルが出没するとの情報を聞くと、「ちょっとウロつきたいと思います」「不審者に間違われないか心配ですけど」などとコメントした。
さらに在学中の日本体育大学では心理学のゼミで不貞の境界線について研究しているとも告白。元衆院議員・杉村太蔵からその調査結果を尋ねられると、不貞と思い始めるラインが、異性と毎日どうでもいいLINEや電話をすると、一気に不貞の認定度が上がると分析。「なので、皆さん気をつけてほしいです」と助言し、スタジオを盛り上げた。
バラエティ番組初出演ながら、数々の質問に誠実かつユーモアを交えつつ回答する入江選手について、演出家のテリー伊藤が「頭の回転速いですよね」と称賛。みちょぱは「なんかバラエティタレント、イケそうな気がするんですけど、これからやっていくつもりは?」と質問。入江選手は「いや、ちょっと頭の回転遅いので、ボクシングと就活を頑張ります」と謙遜すると、みちょぱは続けて「(頭の回転)速いでしょ。とりあえず『サンジャポ』出て、その後は(姉妹番組の)『有吉ジャポン』もいきますよ。お待ちしています」と勧誘していた。
「番組では、ボクシングの才能が突出していながら、大学卒業で引退を決めているという入江選手に対する驚きや、その“タレント性”にもスポットを当て、大きな可能性を秘めた彼女の魅力を伝えました。しかし、そんな入江選手について、『バラエティタレント、イケそう』『(番組で)お待ちしています』などとタレント転身を推奨したみちょぱには、ネットから『なんで上から目線?』『率直に言っただけで深い考えはないんだろうけど、タレントのほうがアスリートより上って感じがして不快感強い』『みちょぱってこの頃“何様?”っていう態度や発言が増えてきてる気がする。初対面のメダリストに向かって謙虚さがないと思う』『十把一絡げのタレントより、金メダリストのほうが社会的に凄いということがわかってない』『何? 芸能界が上と思う感覚』『なぜこの人がお待ちしてますとか言ってるの? 何様ですか?』などの苦言が続出。ユニークな入江選手のキャラクターを称える言葉だったのでしょうが、太鼓判を押したことで上から目線だと解釈する人が多かったようです」(テレビ誌ライター)
ここ数年、各バラエティ番組から引っ張りだこ状態で、大御所MCタレントからも好まれる存在であり続けるみちょぱだけに、この発言は“天狗”だと勘違いされても仕方ないかもしれない。
(木村慎吾)