フジテレビは8月11日、10月から現在金曜8時に放送しているコント中心のお笑いバラエティ番組「新しいカギ」を土曜8時に引っ越しすると発表。大きな注目を集めている。
「『新しいカギ』は、チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコの3組7人がメインキャスト。今年1月に特番を放送、ツイッターのトレンド入りするなど大きな反響を呼び、4月期金曜8時にレギュラー放送がスタートしました。フジテレビは10月から、『笑いの土曜日!』と銘打って、土曜7時からは現在土曜8時から放送している番組『芸能人が本気で考えた!『ドッキリGP』を放送。続く土曜8時には『新しいカギ』、そして9時からの特番『土曜プレミアム』でも、これまで以上にお笑いバラエティを放送する予定だそうです」(芸能ライター)
“土曜8時”といえば、1981年から89年まで放送されたビートたけしや明石家さんまが活躍した「オレたちひょうきん族」や、1996年から2018年まで放送されたナインティナインを中心とした「めちゃ×2イケてる!」などを生み出した、フジお笑いの伝統枠。「新しいカギ」には、大きな期待がかかっている。
「7月1日から、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長がフジテレビの社長も兼務。金光氏といえば、編成マン時代に知的な深夜番組『カノッサの屈辱』(1990年~1991年)や、レジェンド料理人に挑む『料理の鉄人』(1993年~1999年)など画期的な番組を手掛けてきました。社長就任に際して、『決め手はコンテンツ力。ゴールデン・プライム帯での人気番組誕生に期待するとともに配信まで含めた番組コンテンツ戦略を強化していく』と発言。『新しいカギ』こそ、フジテレビのバラエティ復活を担う、まさに“カギ”というわけです」(週刊誌記者)
果たして、伝説のお笑い枠を復活させることができるのか。
(窪田史朗)