お笑いタレントの渡辺直美が8月21日に自身のYouTubeチャンネル「NAOMI CLUB」を更新。アメリカのニューヨークで体験したエピソードを明かし、ファンから絶賛の声が集まる事態となった。
4月に渡米し、仕事と語学勉強に邁進している日々だという渡辺はこの日、「一緒に飯食って喋ろう大会 in New York」と題し、5カ月ぶりにYouTubeでの生配信を敢行。のんびりと朝食を食べながらのトークでファンと交流する中、「みんなに伝えたい話がある」と切り出すと、「例えばタクシーに乗った時に、友達と日本語で話していて。その時に必ず(運転手から)『君たちは、どの国の言葉で喋っているの?』って言われるの。私が日本語だと伝えると、『耳馴染みがよくて、すごく気持ちいい。優しい言葉だね』って、90%の確率で言われる」と嬉しかったという出来事を紹介した。
渡辺はほかにもよく言われることとして、「『日本がすごく好きだよ。みんな優しいし、いい人たちばっかりだよ』って。その時に、私たちのご先祖様とか、日本からニューヨークに行った人たちが築いてきた信頼みたいなものをすごく感じたわけ。だから、私も先輩たちがやってきたことと一緒で、人に親切にして、下の世代の人たちのためにも『あの時、日本人に助けてもらったんだよね』って言ってもらえるように、日本人として誇りを持ちたい」と語った。
「3時間以上に及ぶ長尺の生配信動画の再生数は、わずか1日で124万回を突破し、相変わらずの人気ぶりとなっていますが、ニューヨークで体験した“日本人に伝えたいエピソード”にはファンから『素敵すぎる!』『いい話ですね』などの声が続出。加えて、自分自身も日本人が感謝されるような振る舞いを心がけたいとし、ネットでも『なんて素敵なお話』『そういうことを伝えられるこの人も美しいと思うし、いいことを伝えるといい反応が返ってくると感じる』『そうだね、その信頼を裏切らないようにこれからも行動します!』『いい話。直美ちゃんは名前の通り、真っ直ぐで素直で美しい心を持ってるね』『先代達の作った日本の道をしっかりと直美ちゃんも作ろうとしている姿に感心します』といった称賛や、『3カ国で海外生活12年になります。このエピソードはその通りだと思います』『皆がそんな気持ちなら、差別なんてなくなるのにね』などの指摘もありました」(テレビ誌ライター)
インスタグラムではフォロワー数955万人という日本人タレントとしてはズバ抜けた影響力を誇る渡辺。そんな彼女が日本人として誇りを感じた出来事を発信することは、大きな意義があるといえるのではないだろうか。
(木村慎吾)