「大人の押し付け」小池都知事の“論理矛盾”に藤田ニコルがみごとな見解!

 モデルでタレントの藤田ニコルが8月22日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演。東京都の小池百合子知事が熱弁する東京パラリンピックの“教育的価値”をについて語った。

 全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、小池知事は都立学校に対し、都と県をまたぐ修学旅行の中止・延期を要請。一方で、パラリンピックを子供たちに生観戦させる学校連係観戦プログラムに関しては「教育的価値が高い」とその意義を強調し、実施する意向を示していることから、大きな波紋を呼んでいる。

「はっきり言って感動しますね。子供たちには見せてあげたい。希望されるお子さんが実際にパラリンピアンの姿を見ることはやはり教育的な価値は高い」とも語った都知事だが、これについて意見を求められた藤田は「見られたら嬉しいですけど、何か大人の特別を子供たちに押し付け過ぎかなあと思って」とコメント。

 続けて、「子供たちにとっての特別は修学旅行とかそういうほうが思い出に残るし、思い出しても私も修学旅行楽しかったですし。4年に1回のイベントと、一生に1回しかないイベントってなったら、やっぱり修学旅行(に行けないこと)がかわいそうだなって思いますね」と、自身の体験を踏まえながら、子供たちの“特別”は修学旅行なのではないかと疑問を呈した。

「藤田の見解に対し、世間からは『ごもっともです』『いいこと言いますね』『これはニコルさんの言う通り』『この意見には共感します』との賛同が集中。ほかにも『オリパラ観戦を許可するなら修学旅行も行かせてあげてほしいです』『修学旅行中止なのにフジロックや甲子園も開催してますよね』『心を育むという点では、修学旅行も同じで教育的意味合いは大きいですよね』などと、子供たちに修学旅行を中止・延期させることを心苦しいと感じている人も多いようです。しかし、県境を跨いだ上で、寝食をともにする修学旅行にはやはり感染拡大のリスクが生じることから、コロナ禍では修学旅行もパラリンピック生観戦も、どちらも中止するべきという声もありました」(テレビ誌ライター)

 多くの我慢が強いられるコロナ禍。各々が感染対策を徹底し、一刻も早く収束の日を迎えられることを願うしかなさそうだ。

(木村慎吾)

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