香取慎吾がファッションエディターの祐真朋樹と手がける独自ブランド「JANTJE ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)の都内ショップが、8月25日に引っ越しした。18年に東京・日比谷の帝国ホテルプラザ内にオープンしたが、丸の内仲通りに移転。開店からちょうど3年が経過して、念願の路面店にたどりついた。
香取はSMAP時代からおしゃれ番長。木村拓哉とは異なるファッション感覚の持ち主で、レディースさえも小気味よく着こなす。ジャニーズ事務所から独立したあとは、かねてから描いていたオリジナルブランドの立ち上げと出店、創造作の個展開催など、多くの夢をかなえてきた。7月下旬には、YouTubeチャンネル内のコーナー「しんごちゃんねる」でかぶっている「しんごちん帽」を商品化。ワンコーナーもビジネスに転換させた。
ファッション業界で着実に足跡を残している香取だが、現役ジャニーズで“第二の香取”を襲名しそうなのが嵐の相葉雅紀だ。
現在、冠番組「相葉マナブ」(テレビ朝日系)に出演中。昨年は“マナブファミリー”のアンジャッシュの渡部建が番組を降板して、空いた穴をバイきんぐの小峠英二が埋めた。相葉との相性は予想以上によく、プライベートでツーリングに出かける仲になった。
「相葉が番組で着ているTシャツ、小峠が被っているデニム帽には番組ロゴが入っているんですが、制作の段階でロゴをどこにどんな形で入れようかと、相葉がスタイリストと相談。『大きく前に』というのは、相葉の意見が反映されたものです」(アイドル誌ライター)
衣装会議に参加していた相葉。着衣が公式グッズになる予定はまだないが、これまでに嵐のコンサートグッズを発案・商品化させてきた実績があるだけに、今後の可能性もゼロではなさそうだ。
「ジャニーズにはファッションリーダーが多く、増田貴久はNEWSや後輩グループのコンサート衣装をデザイン。Snow Manの向井康二は1カ月同じ服を着ないとか、King & Princeの神宮寺勇太はジャニーズJr.時代にトップクラスのセンスのよさだったとか。そんななか相葉は、色より素材重視の隠れおしゃれさんです」(前出・アイドル誌ライター)
嵐では、私生活でも芸能人然としている私服の松本潤が注目されがち。しかし、相葉もハイスペファッション男子。嵐が活動休止している今だからこそ、ソロでデザインアイテムを発売してほしいものだ。
(北村ともこ)