女優の大竹しのぶが9月1日、「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)に出演。元夫・明石家さんまとの結婚生活を振り返った。
大竹は占い師・星ひとみ氏の鑑定を受け、次々と性格や本質を指摘されると「なんてスゴいの!」と驚きの表情を見せた。さらに過去の出来事に話が及ぶ中で「テレビで注目される金の時代が1988年」と伝えられると、大竹は「(1988年の)31歳で結婚しました」と明かす。続けて星氏は「本来33歳の1990年から結構ダウンして‥‥」と指摘。すると大竹は崩れ落ちながら「ダウンしてました」と告白した。大竹は当時“ズレた感じ”を「すごい感じてました。向こう(さんま)も感じていたかもしれない」と明かした。
生年月日からさんまも鑑定した星氏は「さんまさんの愛って多分本物です。さんまさんの波動って本当に愛が強すぎるぐらい。人のために、人を喜ばせるためにっていうとこが強すぎちゃってダメだっただけだと思う」と伝えると、大竹は納得。「スゴい家族とかを本当に大事にしてたし」「全力投球で(家族を)喜ばせようとしてたことがなんかちょっと‥‥ズレちゃったり」と当時のさんまの印象を語った。星氏は、大竹を「“刺激のある運命しか選ばない星”が入っている」と指摘。「だから、実はさんまさんって刺激があるようで全然、安定の(タイプ)」と合わなかった理由を説明。大竹はそれを受けて「その時の仕事とか見てると“家族愛”がスゴくて‥‥つまんなかったですね」と明かした。
ネットではこのやり取りに《さんまが破天荒過ぎて大竹しのぶが付いていけなくなったのかと思ったら違ったんだ》《この頃覚えてる。さんま、ほんっっとにつまらなかった》《この2人は今の距離感がちょうどいいんだと思う》など驚きや納得の声が多数寄せられた。
「さんまは娘のIMALUが生まれた1989年に人気番組だった『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が終了し、転機を迎えました。家庭を優先するために仕事をセーブし、レギュラー番組は『笑っていいとも!』など3本のみに。ゴールデン帯のレギュラー番組もなくなったため、NHKの『好きなタレント調査』では5年連続1位だったのが、1990年に15位に急落。《面白くなくなった》と言われていたのもこの頃です。しかし、1992年に離婚した後は発奮。結婚のために建てた8億5000万円の豪邸売却に苦しみつつも、1995年には『好きなタレント調査』で6年降りに1位に返り咲いています」(芸能記者)
さんまは家庭に収まるよりも“笑い”に生きるのが宿命だったようだ。
(柏原廉)