水回りの家具は、見た目だけでなく利便性やお手入れの有無も重視して選びたいもの。購入してからの後悔を防ぐには、あらかじめ次のようなポイントを検討して選ぶことをオススメします。
■サイズの検討は必須
せっかくお気に入りのものを購入しても、日々使っていくうちに「小さ過ぎて使いにくい」「大き過ぎて無駄に場所を取っている」と感じると、さらに買い替えの検討材料になってしまいます。満足度の高いものを選びたい場合や長期的に使用したい場合は、日々の食器の使用量や鍋やフライパンも水切りで乾燥させたいかなども考慮して、サイズを選ぶとよいでしょう。
■素材による価格やお手入れの方法
比較的安価でデザイン性に優れたものが多いプラスチック製の水切りは傷や汚れがつきやすいため、お手入れのしやすいものを選ぶとよいでしょう。水切れのよさや丈夫さ、傷や汚れへの強さを重要視するなら、比較的費用はかかりますがステンレス製のものに。価格や強度がプラスチック製とステンレス製の間にあり、塗装によるデザイン製も重視できるスチール製を選ぶという選択肢もありますよ。
■設置できるスペースや使い方によってタイプを選択
水切りと一言でいっても、ボックスタイプのものだけでなく、シンク内に浮かせて設置できるタイプ、折り畳みタイプ、小スペースでも大容量を叶えやすいタワータイプ、壁面に設置できる突っ張り棒タイプなど、さまざまな種類があります。また、排水の仕方も、水切り下に水をためて自身で処理するタイプやシンクに水を誘導するタイプ、珪藻土などを敷いて吸水させるタイプなど、商品によって異なります。お手入れのしやすさと合わせて検討すると、選びやすいですよ。
イメージ上の理想をみつけたら、実際に店舗に足を運んだり同じような製品の購入レビューを見たりするのもよいでしょう。デメリットや使用上の注意点があれば、使い方や日々のお手入れでカバーできる可能性もありますから、食器洗いをサポートしてくれるお気に入りの相棒をみつけるといいですよ。
(Nao Kiyota)