ダウンタウンの松本人志が9月5日、「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。近い将来の引退を宣言した。
番組では8月24日に放送倫理・番組向上機構(BPO)が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ」の審議入り決定を報じた。松本はこのニュースに対して「腹立つのはすぐ、ダウンタウンの番組は大丈夫なのかってネットニュースが煽るわけよ。BPOさんなんかはダウンタウンのことなんか、何も言ってないのに!」「BPOとダウンタウンのVS構造を作ろうとする世の中にちょっと腹立つ」など、不満をあらわにした。
アシスタントのフジテレビ・佐々木恭子アナウンサーから「気になりますか? こういう声が上がっていること自体は」と問われると、松本は「僕はいいんです。もう数年で辞めるんで。本当に本当に。数年で辞めるよ。辞めます、辞めます」と突然の引退宣言。続けて「この後に出てくる人たちのことを考えると、やっぱり選択肢は広いほうがいいのかな」と明かした。
しかし、ネットでは《すっごい引き止めてほしいんだろうなっていうのが透けて見えた。別にわざわざ言う流れでもなかったし》《昔、紳助との深夜番組で50歳で辞めるって言ってたよ。まぁその時はまだ独身だったけど》《昔から何度も辞める言ってるのにいまだに辞めてないよね。お金は余るほどあるだろうけど子供がまだ小さいししばらくは辞めないんじゃないかな》など反応はイマイチ。
「松本は1994年に出版した自身のエッセイ本でも引退について語っています。当時は若さゆえの尖った部分もあったせいか『(ピークは)まあいって四十じゃないですか』『俳優だとか司会だとか、とにかく形態を変えてまで芸能界に残りたくないですからね。最初の姿勢のままでいきたい』と明言。その後も20年2月、7月、そして今年の1月放送の『ワイドナショー』でも近い将来の引退を示唆しました。5月に出演した『ボクらの時代』(フジテレビ系)では“65歳引退”を口にしていますが、コンビである限り勝手に辞められないことも明かしていました」(芸能記者)
松本は現在58歳。65歳で引退するとしたら7年後となるが、果たして。
(柏原廉)