お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が9月6日放送の「痛快TV スカッとジャパンSP」(フジテレビ系)に出演し、自身が体験した合コンでの「スカッとしたエピソード」を明かした。
この日の放送では、芸能人の実話を再現ドラマ化し、田中は過去に参加した合コンでの「スカッとした」出来事を紹介。同席した女性から、アンガールズの持ちネタである「ジャンガジャンガ」を強引に振られ、田中は「やってって言われてやるもんじゃないから。タイミングがあればね」とやんわり拒否していたという。
しかし、女性はその後も「ケチ!」「気取ってない?」「はい、今ジャンガジャンガのチャンスじゃん」などとしつこく要求。田中は当時の状況について「失礼な感じの頼み方だったから嫌だって言ったんです。そしたら『いいからやりなよ』みたいな」と揉め始めたと振り返り、“絶対この女の前でネタをやるもんか!”と決心したところ、天罰が下された。
「腹立つなぁって思ってた時に、あれがバタンと倒れて、相手の頭に」と説明する田中。なんと、その場を仕切っていたふすまが突然女性の頭に落下するアクシデントが起き、「こんな奇跡起きるんだってスカッとした」という。同時に「俺、サイキック能力とかあるのかなって、自分のことが怖くなったけど」とも振り返った。
「イジられ芸人という役回りからか、過去にはほかの合コンでも女性から“帰れ”を浴びると、ボス的存在の女性が噛んでいたガムを口から取り出し、それを噛むよう指示されたこともあるという田中。今回はスカッとするミラクルなオチで救われ、世間からは『プライベートでも芸能人を求めるのは酷だと思う』『プロの芸人の漫才やギャグやネタは仕事だから、そういうプライベートの場ではやる必要はないよね』『その女性は無神経』とする同情の声や、『まさにスカッとした瞬間ですね』『女性のあまりに無礼な態度に誰かがフスマを押し倒したのかも』などと様々な反響が集まりました。“ジャンガジャンガ”はネタとネタの合間につなぎとして行うものですから、女性にふすまが落下したタイミングこそがベストな“ジャンガジャンガ”タイムだったとする指摘も寄せられています」(テレビ誌ライター)
数々の理不尽な局面を乗り越え、笑いのネタに昇華させてきた田中。合コンに参加すればするほど、そのメンタルは鍛え上げられていくのかもしれない。
(木村慎吾)