テレビ東京は9月7日に実施された10月期編成説明会にて、新たに中継バラエティ番組「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか!~」の放送がスタートすることを発表した。
同番組は、スタジオと世界各国をリモート中継でつなぎ、海外特派員の外国人や現地コーディネーターから“コロナ禍の今”を伝えてもらうという内容で、これまで不定期番組として4回放送されてきた。
中でも、1回目の放送は「ギャラクシー賞」テレビ部門の月間賞を受賞しており、担当プロデューサーの岩下裕一郎氏も「毎回『テレビでこんな映像観たことがない!』と有吉さんに言ってもらえるのですが、そんな中継をレギュラーでもお届けできるよう、精進致します」と意気込みのコメントを残している。
有吉といえば、テレビ朝日でも今秋から「有吉クイズ」のレギュラー化が決まったばかり。いずれも自身の名がタイトルに付された冠番組で、10月以降に一気に2つのメイン番組を獲得する格好となった。
「長くバラエティ界のトップに君臨する有吉ですが、9年目を迎えた『有吉反省会』(日本テレビ系)については9月末で放送が終了することに。深夜帯に視聴率5~6%をキープする優良コンテンツでしたが、一部メディアは、有吉側の強い意向により番組を終了せざるを得なかったとも報じています。それによれば、直近10年、ほぼ休みなしで稼働し続けてきた有吉が、4月の結婚を機にプライベートの充実を望んでいるということでした。
また、妻でフリーアナウンサーの夏目三久も今秋で芸能活動にピリオドを打つ運びとなっており、夫婦でともに過ごす時間を確保したいのではとの憶測も強まっていたのですが、フタを開ければ、新番組が2つ追加されることに。ネットでは有吉の多忙ぶりに『反省会終わって、2つ増えるってバケモンかよ』『有吉が仕事減らすために番組整理しだして反省会を終わらせるとかいう記事出てたのに、増えてるのは笑う』『有吉働きすぎ』『もうタモリレベルの大御所』『有吉を見ない日がない』と驚く声が集まっています」(テレビ誌ライター)
大ブレイクからの人気低迷を経験し、「地獄を見た」という有吉は、“仕事のオファーは絶対に断らない”とのスタンスを明かしたこともある。すでにNHK・民放全局で冠番組を持つほど突出した超人気者だが、今もなお、来るもの拒まずの姿勢は変わらないようだ。
(木村慎吾)