コロナ禍で人と顔を合わせることが減りましたが、その分、電話でのコミュニケーションが増えているようです。
とくに、ビジネスにおける電話では、よりマナーが重要といえます。そこで、電話のビジネスマナーを改めて確認しておきましょう。
電話の相手を待たせるときは、どれくらいの時間がよいのでしょうか。自分が電話の向こうの相手に「少々お待ちください」と言った場合、お待たせしてよいのはせいぜい30秒まで。それ以上かかるようなら、折り返し電話することを伝えましょう。つい長い時間待たせてしまいがちですが、これは気を付けたいですね。
また、話しが長引いてくるとやりがちなのが、「~なんですけど」「そうなんですよね~」など、くだけた話し言葉になること。これは恥ずかしいですし、相手に対して失礼なので充分注意したいですね。
電話を切るとき、“ガチャン”と大きな音を立てていませんか? このときは、そっと優しく受話器を置くのが基本。さらに、相手が目上の方なら、相手が切ったのを確認してから受話器を置くのがマナーといわれています。
電話のちょっとした気遣いって、相手には必ず伝わるものです。コロナ禍で人と会えない今こそ電話のマナーを意識して、お互いが心地よくなる応対を心がけたいものですね。