今年1月の解散騒動以降、メンバーの不仲が囁かれていたSMAPが、自ら「解散はしない」と明言した。6月に入って、ジャニーズファミリークラブ会員宛に届けられた会報内には「今、伝えたいこと。」と題しメンバー5人が近況について語る中、「SMAPとして前に進んでいく」と“解散説”を一蹴した。
なぜ、このタイミングでわざわざ解散説に触れたのだろうか? 芸能ジャーナリストはこう分析する。
「1月18日の『スマスマ』での生謝罪以来、メンバーの不仲、解散説は根強く残りました。しかも、香取慎吾がドラマの打ち上げで『もしかしたら自死しているかも』と発言したとか、『スマスマ』での5人が不自然など、ファンの不安は消えなかった。そこで、5月4日にジャニー社長は“解散もないし、契約を更新しないこともない”と明言。しかし、蜷川幸雄氏の通夜が営まれた5月15日に木村拓哉が藤島ジュリー景子副社長と参列。その同日、中居正広と香取は熊本地震の被災地で炊き出ししていたことから“分裂説”が一向に払しょくされない。そこで、今回のメンバーによる発表になったのでしょう」
では、メンバーの危機はなかったのか?
「気持ちが揺らいだ時期はあったと思います。それでも、5人でやっていこうと意思統一がガッチリでき、それをジャニー社長が代弁した。それでもまだ、さまざまな憶測が絶えないので、会報でしっかりと伝えておこうとなったのでしょう。これで5人そろってのCMも出てくると思います」(前出・芸能ジャーナリスト)
SMAPにとって今年は、25周年の節目の年。次は記念コンサート開催の発表を待ちたいところだ。
(甲斐栄子)