Tシャツ姿が気持ちの良い季節。そうなるのが下腹のポッコリ。モデルでタレントのすみれさんのようにすっきりしたお腹とくびれになりたいなら「逆腹式呼吸」がとってもいいそうですよ。
「息を吸う時にお腹を凹ませて、吐きながら膨らませるのが逆腹式呼吸です。下腹だけがぽっこり出るのは腹筋群や体の奥にあるインナーマッスルの力が弱く、内臓の重さに負けてしまっていることも、ひとつの理由なんです」
ダイエットに詳しいフィットネスライターによれば、逆腹式呼吸を行うと、お腹周りの筋肉が自然と引き締まりスッキリするのだそう。どんなやり方なのでしょうか。
「鼻から6秒程度かけて息を吸っていくのに合わせて、おへそを中心にお腹を凹ませてください。いっぱいに吸い込んだら、2秒ほど息を止めます。次に10秒くらいかけて口から息を吐いていくんです。10回で1セットですが、一度に何セットもやる必要はありません。一日の中で気が付いたときに実行するだけで大丈夫です」(前出・フィットネスライター)
普通の呼吸と逆なので最初は戸惑うかもしれませんが、コツさえつかめば簡単。お腹を凹ませたり膨らませたりすることで、自然と腹筋群やインナーマッスルが鍛えられ、内臓をしっかり元の位置に戻すことができ、引き締まっていくのだそう。一回やるだけで、2~3cmウエストが細くなる人もいるのだとか!
「実際にやってみると、体が少し暖かくなります。これは血流が良くなって代謝が活発になっているから。脂肪の燃焼効果を高めたり、腸も活性化されたりするので便秘解消に役立つことも期待できるんです。また、深い呼吸は副交感神経を優位にすることができるので、緊張から解放されてリラックスすることもできます」(前出・フィットネスライター)
お腹を大きく動かして呼吸するだけなのに、たくさんのメリットがあるんですね。これは試してみるしかありません。あなたも今日から、さっそく実行してみましょう。