「もっと勉強したい」「視野を広げたい」と思っても、日々のタスクに追われてなかなか自分の時間を作れない……! そんな場合は、次のような工夫で効率よく学びを深めましょう。
■まとまった勉強時間は「朝」に取る
夜の時間は持ち帰った仕事を進めなければならなくなったり、子どもが予定通りに就寝しなかったり、疲れてやる気が出なかったりと、予定が変わりやすいもの。ですから、いつもの起床時間より早く起きて勉強時間を作れば、より確実にやりたいことに集中しやすくなります。疲労の少ない朝の時間は集中力も高めやすく、勉強効率も高まります。「疲れている夜だと1時間かかることも、朝に集中して行えば30分で終わる」のならば、捻出する勉強時間も少なく済みますね。
■隙間時間はミニテストや暗記に当てる
朝のまとまった勉強時間には演習を中心に行い、覚えたいことや間違えて理解していたことを単語帳などにリスト化しておきましょう。リスト化した覚えるべき事項は、通勤中や休憩時間、寝る前など、隙間時間に繰り返し見て覚えるのがオススメです。一度理解していることなので参考書などを持ち歩かずに済み、朝の学びを実力に変えやすくなります。
■読書より演習を中心に
勉強といえば、まずは参考書などを読む(新しい知識を吸収する)ことが大切だと思う方が多いかもしれません。もちろん、全く知識のない状態で演習を行なってもペンが進みませんから、ある程度の知識は必要ですよね。しかし、いつまでも読む(知る)ことのみに集中していては実践と結び付かず、演習時に改めて学び直して膨大な時間がかかることも。演習や実践を行いながら、同時進行で知識を取り入れていくのがよいでしょう。
仕事や家事、子育てがあるからと、あきらめる必要はありません。効率よく進めることで、勉強時間や負担を少なくすることは可能です。家族みんなで早起きして、それぞれが自身の学びに集中する時間を作るのもオススメですよ。日々の学びを楽しんで、目標を達成してくださいね。
(Nao Kiyota)