お腹周りを引き締めるためにダイエットをしているのに、体重は減ってもお腹周りの脂肪が一向に減らない……と悩んでいませんか? 次の項目に当てはまったら、生活習慣の改善やダイエット法の変更が必要かもしれません。
■筋力不足
ボディラインを引き締めるには筋力が欠かせません。食事を減らすことばかりに気を取られると、げっそり痩せ細ったりたるみに悩まされたりしやすくなります。健康的なメリハリのあるボディラインを目指すなら、「運動」や「筋トレ」を上手に取り入れて、体幹や体の表面を引き締める筋肉を発達させましょう。
■栄養不足
食事を減らし過ぎて栄養バランスが乱れると、代謝が下がって少しの食事でも太りやすくなる可能性があります。過度なカロリー制限や偏食は避け、さまざまな食材から豊富な栄養を摂り入れるようにしましょう。必要量をしっかり摂るようにすることで、食事を我慢することによるストレスやドカ食いがなくなり、リバウンドも防ぎやすくなります。
■冷えや姿勢の悪さ・歪み
冷えは、代謝を低下させる原因の一つです。温かい料理で内臓を温めたり、入浴で全身を温めたり、冷たい食べ物・飲み物の取り過ぎを避けたりして、冷えから体を守りましょう。また、姿勢の悪さや体の歪みはボディラインのバランスを乱しやすく、体の一部分に負荷をかけ過ぎたり逆にうまく力が入らなくなったりして、筋肉の発達バランスも乱しやすくなります。
ボディラインは、日々の栄養状態や姿勢、運動習慣で作られます。闇雲に体を削ろうとするのではなく、体質改善やトレーニングで今の状態からよりよい状態に整えていくイメージで、くびれを妨げている要因を改善してくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)