俳優の木村拓哉が10月6日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演し、ジャニーズ事務所で憧れていたという先輩の名前を挙げた。
この日の放送では、「超豪華!! お友達との楽しい思い出振り返ろうSP」と題し、木村は新人時代に世話になったというある先輩とのエピソードを振り返った。
TOKIOから「憧れた先輩とかいるんですか?」と聞かれ、木村は「ウチでいうと、食事に連れて行ってくれたり、面倒見てくれたりしたのは岡本くんだった」と元男闘呼組で俳優の岡本健一をリスペクトしていたという。「車で迎えに来てくれたり。メシもそうだし、人のライブ見に行ったり。(移動手段としての)足がなかったから。まぁ電車で行けばよかったんだけど、『俺行くよ』『通り道だからピックアップするよ』って言ってくれて」と様々な面で世話になっていたようだ。
木村は自身がパーソナリティを務めるラジオ「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FM)に岡本をゲストに招いた2019年4月放送回でも、そのリスペクトの思いを示していた。
「木村は岡本を慕うようになったそもそものキッカケとして、『ある先輩が“おーい”って言って。“中居、森、稲垣、香取、草なぎ、来いよ! 服やるよ!”ってなって。“あれ、俺は?”ってなって笑』と、とある先輩がSMAPの自分以外のメンバーにだけ洋服を配っていたほろ苦い出来事を紹介。なぜ自分だけという思いに浸っていたちょうどそのタイミングで岡本が現れ、『木村、メシ行くぞ』と声をかけてくれたのだといいます。唐揚げが乗ったピラフをご馳走してくれた岡本に木村は心酔し、後に金髪のメッシュやピアス、ロン毛などをマネしたところ、岡本がジャニーズの幹部から『木村に悪い影響を与えている』として説教されてしまったとか。その後、ロン毛のヘアースタイルは全盛期の木村の代名詞にもなりましたが、もともとは岡本への憧れから始まったものだったようです。
新人時代の木村に大きな影響を与え、現在でも世話になった先輩・後輩として良好な関係を築く岡本について、ネットからは『中居くんも男闘呼組のメンバー皆さん優しかったって言ってたな』『岡本健一はカッコよかった。やっぱ中身もよかったんやな』『“通り道だからピックアップするよ”。普段の会話からして粋ですね』との反応があったほか、『こういう話題になると、必ず岡本健一の名前を出しますね。一途だなぁ、義理堅いなぁと思います』といった声もありました」(テレビ誌ライター)
その特徴的な喋り方や所作、いでたちを多くの芸人や後輩からモノマネされてきた木村もまた、当時のスターだった岡本健一のマネをしたことで人気に火がついたのかもしれない。
(木村慎吾)