お笑いタレント・とんねるずの石橋貴明の長女で女優の石橋穂乃果が10月12日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演し、1998年の石橋の離婚と再婚を振り返った。
1989年生まれの穂乃果は、88年に石橋が結婚した元モデル女性との間にもうけた第一子。しかし、98年10月に離婚が成立すると、わずか2週間後に鈴木保奈美と妊娠3カ月の“できちゃった再婚”を発表したことで、大きな物議を醸していた。
穂乃果は32歳の誕生日を迎えた今年7月に一般男性と結婚したが、「父が小学4年生の時に離婚してるんで、あんまり人と付き合うこととか、結婚に憧れがなくて。人と人ってどうせ別れるんでしょって」と語り、かつての両親の離婚が今も心に傷を残しているようだ。
MCの明石家さんまから「(石橋と鈴木の)再婚、どうやった?」と聞かれた穂乃果は「いや、もうショックでしたよ。“お父さん最低”って」と、やはり離婚直後の再婚は容易に受け入れることができなかったと告白。しかし、その石橋と鈴木もこの夏に離婚を発表しており、穂乃果は「今は独り身になっちゃったじゃないですか。だから今は逆に心配。彼女とか作ってほしいな」とも話した。
「自身の結婚観に大きな影響をもたらすほど、1998年の離婚と、その直後の再婚発表は幼い穂乃果にとってもツラい出来事だったようです。そうした悲しい過去に対する思いを素直な言葉で表現した穂乃果には、ネットから『これが本当の子どもの気持ちなんだろうね』『小学4年生といっても女の子だし、できちゃった再婚だったから余計にショックだったかも』といった反応や『お父さんのこれからのことを心配しつつ、今までの親の離婚と再婚を子どもとしてどう見ていたかを素直に話していて好感が持てました』『さんま御殿って爪痕残そうとギャーギャー騒ぐ子結構いるけど、そんなワケでもなく芸能人の子にありがちな浮世離れした感じもなく、素直に自分の考えを話されていてよかった』『話を盛ってる感じもなかったし、素敵な娘さんだと思った』などの声が多く集まっています。
冷静に辛い過去を回想しつつ、現在の石橋を気遣う言葉も残し、『性格よくていい子だわ!』と称賛する人もいました」(テレビ誌ライター)
23年前に娘が抱いた本音が明かされた、この日の「さんま御殿」は、石橋にとっては複雑な心境となる放送回だったかもしれない。
(木村慎吾)