女優の杏が10月20日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演し、朝食を食べている最中に娘から言われた手厳しい言葉を明かした。
5歳の双子姉妹に加え、3歳の男児を女手一つで育てる杏。育児や家事、仕事に追われるハードなスケジュールをこなしつつ、趣味の漫画を読んだりと、1人の時間も上手く確保しているという彼女だが、わざわざ手作りした朝食のミルクフランスパンを巡っては長女から痛烈なツッコミも浴びてしまったという。
杏は「(生地を)コネコネして待って焼いて。放っておけばいいんですけど、時間も手間もかかるんです、1つ1つ切って詰めていくんで。冷やすのにぐちゃぐちゃにならないようにロールで巻いて」と、パン作りにおける苦労を説明。しかし、手間暇かけて完成させたパンを朝食として並べるも、子供たちからの評判はあまり芳しいものではなかったそうだ。
これに杏が「食べないんだったら、もう作らんぞ!」と不機嫌になると、娘から「今日、火使ってないよね」「料理してないよね、あんた」「作ってなくない?」などと反撃され、ガッカリ。「これは愛情と手間は割とかかってるぞ‥‥みたいな」と嘆き、TOKIO・松岡昌宏も「そんな姑みたいな子どもなの?」と驚いていた。
「番組では、杏の1日のルーティンも紹介。わずか5時間の睡眠時間と、『自分の時間』として充てられた夜22時から深夜1時までの3時間以外は、全て家事、仕事、育児に追われており、世間からは『神としか思えない』『若いのに頑張ってて、本当に尊敬します』『凄いスケジュールだ』といったリアクションが飛び交いました。そんな多忙な日々の中で、わざわざパンを生地から手作りするマメさを見せるも、娘からは“まるで姑”な言葉を浴びるハメに。
これについても『つら。笑 でも子どもってほんと、親の手作り食べないよね』『まぁ子供ってどこの家庭もそんなもんでしょう』『貴女のお母さんは凄いんだぞ! と言って差し上げたい笑』『5歳なのにすごいこと言うんだなぁ』『我が家も手間隙かけて作ったものほど食べてくれないことが多いです。どこの家庭も同じですね』と“ママあるある”だとする反応や、『子供が遠慮なく、こういうグサリとした言葉を親に言える家庭ってとても健全だと思います』『それは辛いですね。でも喧嘩できるくらいならまだいいんですよ』と杏と子どもたちのやり取りに好印象を抱く人もいました」(芸能ライター)
杏は、2015年2月14日に月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジテレビ系)のPRイベントに参加。その際、共演者の長谷川博己にオレンジピールの手作りバレンタインチョコを渡したところ、長谷川は「凄いんですよ、プロ並で」とそのクオリティを絶賛していた。
3人の子どもたちが、母のプロ級な料理の腕前に感謝する日はもう少し先のことになのかもしれない。
(木村慎吾)