ディーン・フジオカが愛されるいちばんの理由は「正直」であることではないだろうか。
10月23日生放送の「土曜スタジオパーク」(NHK)にゲスト出演したディーンが、MCを務める近藤春菜や「まるNフラッシュ」コーナーに情報を持ってくる、白くてかわいい妖精のマスコットキャラクター・ななみちゃんを、正直すぎる爆弾コメントで動揺させたことが話題になっているようだ。
誰もが遭遇する悲劇やピンチを喜劇に変える方法を教えてくれる新番組「悲⇒喜カメ」(NHK)の番宣コーナーでのこと。ななみちゃんから「ねぇねぇディーンさん、これまでの人生で最大の悲劇って何かな?」と質問されたディーンは、「そうですねぇ、昔『巌窟王』‥‥『モンテ・クリスト伯』って作品でめちゃくちゃ拷問されて、もう本当に地獄を見たんだけど。放送された後に、共演者に逮捕者が出てしまって、再放送されなくなってしまったっていう悲劇がもう‥‥ダブルで悲劇です」と言いながら、笑顔で首をうなだれたのだ。
「ななみちゃんはかわいい見た目でありながら毒舌キャラなんですが、そんなななみちゃんも『逮捕者』という単語が出たとたん、『いやいや‥‥』と焦ったような声を出し、近藤も『結構な‥‥結構な体を張ったこと‥‥』と驚きのあまり言葉に困ったようでしたから、視聴者が驚くのも当然でしょう」(女性誌記者)
ディーンがコメントした「モンテ・クリスト伯」とは、2018年4月期にフジテレビ系で放送されたアレクサンドル・デュマによる有名小説「巌窟王」を原作としたドラマで、ディーンは原作で主役のモンテ・クリスト伯に当たるキャラクターを好演。放送後に原作でダングラールに当たるキャラクターを演じた新井浩文被告が強制性交罪で逮捕。4年の実刑判決となったため、ドラマ再放送の可能性が閉ざされてしまったのだ。
「ネット上では『生放送でぶっ込んだディーン・フジオカ様‥‥好きです』『モンテクリスト伯のディーン、ほんとに最高だったから私も再放送されないことが残念でしかたない』『ディーンのダブルで悲劇な気持ちがよくわかる』などの声があがっています」(前出・女性誌記者)
ディーンにはこれからぜひとも「モンテ・クリスト伯」以上の名作を演じてほしい。