女優の上白石萌音が主演を務める朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)が11月1日にスタートした。
「今回の朝ドラは、話題作『ちりとてちん』を手掛けた藤本有紀が、ラジオ英語講座にまつわる親子三代を描いたオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン・安子(上白石)、娘・るい(深津絵里)、孫・ひなた(川栄李奈)が戦前から戦後、令和までファミリーヒストリーを紡いでいきます。上白石はインタビューで、デビューした中学1年生の時に放送された井上真央がヒロインを演じる朝ドラ『おひさま』を正座して見るのが日課だったことや、その時から朝ドラへの憧れが芽生えていたことなどを語っていました」(芸能ライター)
上白石は2020年放送のドラマ「恋は続くよどこまでも」で大ブレイク。今年もドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(ともにTBS系)でも主演を務め、さらに大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)では天璋院を演じるなど、今最も勢いのある若手女優の1人と言えよう。
「上白石は、今作で披露する英語のセリフも流暢で、それもそのはず、小学校3年間をメキシコで過ごし、明治大学では授業の30%を英語で行う国際日本学部を卒業しました。昨年出演した海外向けに日本の魅力を発信する全編英語ドラマ『Home Sweet Tokyo シーズン4』(NHK BSプレミアム)でもみごとな英語を披露しています」(女性誌記者)
そんな中、早くも来年の紅白歌合戦の司会に起用される可能性を指摘する声もある。
「紅白の司会は、これまでも『ひよっこ』の有村架純、『なつぞら』の広瀬すず、『エール』の二階堂ふみなど、朝ドラヒロインを演じた女優が務める場合が多い。今年の紅白では、大河ドラマ『麒麟がくる』で帰蝶役を演じ、来年の朝ドラ『ちむどんどん』ではヒロインの姉を演じる川口春奈が抜擢されました。朝ドラヒロインと大河を経験する上白石にもチャンスは十分にあります。『ちむどんどん』でヒロインの妹役を演じる萌音の妹・上白石萌歌とのW司会を期待したいところですね」(前出・女性誌記者)
まずは、始まったばかりの「カムカムエヴリバディ」に注目したい。
(窪田史朗)