タレントの木下優樹菜が11月4日に自身のYouTubeチャンネル「木下優樹菜」を更新し、“涙の謝罪動画”に続く2本目の動画を公開した。
10月28日に「タピオカ裁判」の判決に関して涙ながらの謝罪を動画で述べていた木下。それから6日が経過し、この日は開口一番「チョリーッス! 木下優樹菜でーす」と元気よく挨拶。謝罪動画とはうって変わって、ハイテンションかつご機嫌な口調でインスタグラムに届いた質問に答えていく企画を実施した。
ファンからは「来年の目標」「ゆっきーなの落ち着く場所は?」「ご飯ちゃんと食べてますか?」「今のネイル見せてほしいです」といった質問が集まるも、中には「謝罪動画の時に泣いたのは嘘泣きですか?」「本当に反省してるんですか?」などの手厳しい声もあったと紹介。
木下はこれらに対し、「みんなさ、人じゃん。同じものを見て、同じ風に感じる人が、人間じゃないと思う」「人それぞれ、受け取り方はしょうがない。いろんな受け取り方はあるじゃん。嘘泣きか嘘泣きじゃないかっていったら、嘘泣きじゃない」「えっ? 本当に反省したんだけど」と説明しつつ、いつまでも猛省したような落ち込んだ様子で活動を続けていかなければならない理由もないと語った。
また、一連の騒動によって世間からの風当たりが強くなっていることについても、「切り取りの部分の極一部を見て、パッと見で(自身への批判を)言ってる。それはしょうがない」とすると、「本当に反省したから謝罪をできたと思うし、反省できていなかったらあの動画は撮れていない。これがシンプル・イズ・ザ・アンサー。シンプルアンサー」と表現。
しかし、「私にも生活があって、いつまでもこうやって(指を下に向け)なってるのも、それこそ嘘っぽいでしょ」とし、「切り替えるところは切り替えて、やるべきことはやらなきゃいけない」とポジティブに解釈。さらに「いちいち言うべきことでもないと思うけど、あの(騒動からの)空白の2年間で、SNSもまだ始めていない時の生活を知らないでしょ、って思う」とも話し、辛い反省の時期があったことを仄めかした。
「4日時点で360万近い再生回数に達し、1万2000の高評価に対して、12万もの低評価が付される衝撃のロケットスタートとなった謝罪動画でしたが、2本目はいきなりの『チョリーッス!』の挨拶で雰囲気は一変。いつまでも下ばかり向いていられないという本人の切実な思いからのハイテンションだったのでしょうが、今回の動画も8万再生の時点で7500近い低評価という圧巻の荒れっぷり。コメント欄にも『あんたスゲェな』『これはヒドイ。おバカキャラじゃなく本物』『人をイラつかせる才能だけはすげーなって、低評価の数を見て思いました』『すごいメンタル』『こんな切り替え早いなら謝罪動画いらなかったよ笑』『これが心臓に毛が生えてるって言うのかぁ』などの声が殺到し、『先日のあの涙なんだったんですか?』と違和感を抱いた人が多かったようです」(テレビ誌ライター)
今後、どういった企画でYouTubeを盛り上げていくのかは気になるところだが、現時点ではまだ視聴者がその“爆速の切り替え”に付いていけていないというのが実態かもしれない。
(木村慎吾)