水谷豊主演ドラマ「相棒20」(テレビ朝日系)の第6話が11月17日に放送され、平均視聴率は11.0%。今期最高だった第1話の15.2%から4.2ポイントも下げ、今季最低を更新した。
この日の事件は、人気ミステリー作家・福山光一郎(菅原大吉)が、現在連載中の最終回を書き終えた矢先に、何者かによって殺害される。実は福山、22年前に14歳だった一人娘を未成年者に殺された過去があった。すでに少年院を出て妻の姓で生活している犯人を、福山は特定し、作品の中でその所在を明らかにしようとしていたのだった。
捜査一課は現在、フレンチの料理人として更生している村上健一(斉藤悠)を参考人として取り調べる。村上はあっさりと犯行を認めるのだが‥‥。
視聴者の感想としては「中盤まで面白かったのになんか残念」「先週もだけど途中までよかったのに、犯人やら事件の概要がわかるとガッカリ」「オチが腑に落ちない」など事件の結末に納得できなかったようだ。
「今話で視聴者が不満に思ったのは、作家を演じた菅原の起用でした。実は菅原、これまでに同ドラマの6話5役で出演。中でもseason15の13話と14話、それに続く映画版ではキーマンとなる警視庁の幹部・山崎哲雄を演じました。『重要人物を使い回しするな』との意見があったのです」(テレビ誌ライター)
菅原が名バイプレーヤーである証ではあるが、人気ドラマなだけにファンの記憶は侮れないようだ。