お笑いコンビ・千鳥の大悟が11月14日放送のTBSラジオ「川島明のねごと」に出演し、家計の管理は全て自分が主導権を握っていることを明かした。
大悟と相方・ノブ、そして番組パーソナリティの麒麟・川島明の3人がいずれも妻子を持つ売れっ子芸人ということで、「毎月の給料を誰が管理しているか」との話題に。大悟は「家族は給料も知らん、わしの」と打ち明けると、ノブも大悟による独特な家計のルールについて「給料明細、吉本からもらうやつは大悟しか見てないんですよ。奥さんは大悟がいくらもらってるかわかんなくて、大悟が家のお金を管理してるんですよ」と説明した。
さらにノブは「奥さんと子供に、大悟が今月はこれで暮らそうなって(大悟が決めた金額を)渡してるんです。すごいシステムでしょ?」と補足し、川島も「こいつがハンドル握ってるの?」と驚愕。一方、ノブは妻に給料の管理を任せているが、「大悟みたいにしたいけど、嫁が絶対それは許さんやん。保険とかもあるから、全部管理するわ、税理士さんとやるわって絶対になってくるやん」と“大悟流”に思いを馳せるも、やはり現実的ではないという。
これに大悟は、もともと結婚する前からの妻との取り決めだったと説明。「なんぼ稼いでも、月に1000万円稼いだとしたら、(妻に)100万渡して、(自分が)900万を全部使っても文句言うなっていう最初の契約です。それが続いてるだけやから、ウソもなんもついてないし」と具体的な内訳のイメージを語ると、ノブは「凄いな。奥さんが偉いですよね」と大悟流家計システムに従う妻の度量を称えた。
「大悟は2019年9月25日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した際も、給料の管理についての話題となり、全て自分がやりくりしていると説明。そのやり方は豪快そのもので、基本的に生活費以外は毎月全額使ってしまうと明かし、ノブから『たまに給料、ズギャーンと入ってくる時あるやん』とまとまった金額が振り込まれる時の使い方を聞かれ、『ズギャーンと使う』と回答。あまり貯蓄に回す気はなく、共演者を驚かせていました。
また、大悟といえば、2020年3月に敬愛する志村けんさんが他界すると、運転免許を持っていないにもかかわらず、志村さんの愛車である高級車『キャデラック・エスカレード』を500万円で購入したことも話題に。堅実さよりも太っ腹に生きていくのが大悟流なのかもしれません。
ネットでは、そんな家計システムに対し、『大悟はだいぶ稼いでるだろうから、給料の一部といってもそれなりの金額を奥さんに渡してると思う。仮に1000万円としても100万で‥‥と仰ってる通り、普通のサラリーマン家庭では月100万の生活費なんて無理ですから』との声や、『大悟さんの友人、後輩、周りの人なら頼りになりそうだけど、夫にはしたくないタイプね。不貞はするし笑 奥さん偉いなぁ』『奥さんはかなり苦労してきてると思う』『大悟さんの奥さんの懐の広さを感じます』などの指摘がありました」(テレビ誌ライター)
今や超売れっ子芸人となった千鳥だが、ここまでの道のりは長く険しいものだっただけに、妻の気苦労も相当なものだったかもしれない。
(木村慎吾)