アパレルショップや雑貨屋さんなど、接客での販売をやっていると実績が問われます。そうした中、「販売スキルを上げたい」「なかなか売り上げにつながらない」という悩みを持っているのなら、有識者のアドバイスを参考に、ぜひ次のようなことを実践してみてください。
■小分けの目標設定を
接客販売コンサルタントである鈴木比砂江さんの著書「販売員の教科書」(すばる舎刊)によると、目標設定は小分けにするほうがいいのだとか。パートに分けて設定することが大事なんだそうですよ。販売のスキルアップは“1日にして成らず”ですね。
■「ありがとう」と言われるためにやる
「お客様に『ありがとう』と言われるために販売するのがよい」と、ハッピーサイクルコンサルタントである川崎真衣さんは「『ありがとう』と言われる接客・販売の教科書」(あさ出版刊)の中で述べています。お客様はあなたの行動や働きに対して感謝するのですから、感謝を目標にすることはよいことをするということ。お客様のハッピーにつながることを真剣に考えてした行動なのですから、追求していいんですね。
■キャラクター造形してクレーム対応する
ブランド・スタイリング・プロデューサーである森田真実さんの著書「売れる販売員の接客ルール なぜあの人はお客様に好かれるのか」(PHP研究所刊)によると、クレーム対応が苦手な人は、真摯で信用できるキャラクターを演じればすんなり対応できてしまうのだとか。いわゆる“キャラクター造形”ですね。
販売スキルは、適切なものを身につければ確実に上がっていくものです。ぜひ取り組んでみてください。