職場のあの人はいつも定時ですんなり帰っている。自分はなかなか帰れないのに……。そう思うことってありますよね。いつも定時で帰れる人って、いったいどんな工夫をしているのでしょうか。
■ToDoリストは1日5個のみにする
行動習慣コンサルタントである冨山真由さん監修の「定時で帰る女性の仕事ルールと時間術」(ナツメ社刊)によると、ToDoリストは1日5個までにするのがポイントなんだそう。もちろん、5個では終わらないこともあるでしょう。そんなときには必要な分だけを書き、今日必ずやるべきタスクに“丸”をするといいとか。定時間近になり、今日やるべきことが終わっていれば、安心して帰れそうですね。
■仕事のやり方を少し変える
グロービス経営大学院教授である柴沼俊一さんの著書「『コンサル頭』で仕事は定時で片付けなさい!」(PHP研究所刊)によると、定時で帰れない原因として、「何から手をつけていいか分からなかった」「アイデアが浮かんでからやろうと思っていた」「誰かに手伝ってもらうつもりが、結局1人で抱えてしまった」などがあるそうです。
これらは、仕事のやり方を少し変えるだけで、解決できるとか。それは、“コンサル頭”に切り替えること。課題を見極め、分解し、優先順位を付けて仮説を立てる。この思考で、今一度目の前の仕事を見直してみるとよいそうですよ。