松山ケンイチ、二拠点生活の理由を激白!「このまま演技をやっていても…」

 俳優の松山ケンイチが12月5日、「日曜日の初耳学」(TBS系)に出演。現在実践している東京と地方との二拠点生活について語った。

 松山は予備校講師でタレントの林修がインタビュアーとなってゲストに話を聞いていく人気コーナーに登場。19年から行っている東京と地方の二拠点生活の話題となり、林から「どういう意図で二拠点(生活)にされたんですか?」と質問された松山は「もともと畑もやりたかった」と明かしつつ、その理由として「イチからやって失敗したかった」と告白。

 松山が初めて野菜作りを始めた時、敢えて知識なしで挑戦。種を適当に投げて蒔くなどして、「本当にそれで野菜ができるのか?」と検証してみたという。結果は「出来てた」が小さいものだったそうで、「まずは失敗をする」「それを遊びたかった」と明かしたのだ。

 林はさらに「二拠点で暮らされてて俳優業に影響はないんですか」と質問。松山はそれに対して「基本的にあっちに行って野菜育てたりする期間は仕事をしないって決めているんですね」と事務所と相談した上での決断であること回答。その理由として「このまま演技をやっていても、僕はもう出せるものがない」ためだという。「自分自身が豊かな人生を遊んでないと、その遊びの中から生まれてくる感覚とか価値観、考え方とかって、多様性ですよね。そういうものを培っていかないと、もう出せない、限界が来てるって僕は思ってたんで。それをまあ(事務所に)説明して」と役者を続けるための二拠点生活だと明かした。

「インタビューの中で、松山が2011年に主演を務めたNHK大河ドラマ『平清盛』での心境も語っていました。主人公の清盛を演じる中で松山は『どこを掘ればいいのか。固すぎて掘れない』と苦悩するほど限界を感じたそうで、それを打開するヒントがドラマのテーマでもあった『遊びをせんとや生まれけむ』だったそう。そこで、ただ仕事をしていても疲れるだけと悟り、遊ぶように生きることの大事さがわかったそうです。当時はドラマも視聴率的に苦戦し、松山の故郷である東北も東日本大震災に見舞われ、力んでしまうことが多かったのだとか。当時の苦悩や壁があったからこそ、今の二拠点生活や自然体の演技が生まれたと言えるのでは」(芸能記者)

 ネット上には《「清盛」は若くして大役を得てすごいプレッシャーがあっただろうし、画面が暗い・汚いみたいな批判があったり視聴率も低かったりで精神的に相当堪えたのかもね》《NHKオンデマンドで平清盛が配信開始されて見直してるけどなかなかいい。でも、葛藤あったんだね》《昔はそんなに好きじゃなかったけど最近すごくかっこよく見える》《日本沈没は、マツケンを楽しみに見てる。細かい表情が凄くいい!》といった好感の声も多数寄せられた。

 現在の好感の声を見ると「平清盛」放送当時の苦悩も無駄ではなかったようだ。

(柏原廉)

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