頻繁ではないけれど定期的に行う必要がある家事を、うっかり忘れてしまったり、タイミングを逃して汚れや傷みがひどくなってしまったりして困っていませんか?
“取りこぼしやすい”次のような家事は、月に1度、まとめて取り組む日を決めて実行するのがオススメです。忘れずに行えるだけでなく、時短・効率化にもつながりますよ。
■歯ブラシやスポンジ、布巾などの“替え”
定期的に新しいものに交換するという単純な作業も、家中にある使い捨てアイテムをそれぞれのタイミングで忘れずに行っていくのは大変ですよね。そこで、家にある交換が必要なものをリストアップしておき、「替えの日」を決めてからまとめて対応するようにしましょう。日々状態を確認してタイミングを見計らう負担を軽減できます。1ヵ月で取り替える必要がないものは隔月にするなど、ご自身の使用しているアイテムによって調整していくと、心地よく交換できるタイミングをみつけることができますよ。
■フィルターの掃除
キッチンや各部屋に設置されている換気扇、エアコンや空気清浄機などのフィルター掃除(交換)も、うっかりやり忘れると気付けぬまま長期間放置しやすい家事ですよね。高いところにあるものを取り出したり水洗いしたりと、掃除の仕方が複雑なことが多いため、お風呂の浴槽に水をはってまとめて洗うようにすると、効率よく行うことができます。
■洗濯槽や風呂釜、浴槽蓋などの掃除
洗剤を入れて空運転したり、洗剤を塗って放置したりする必要がある家事も、面倒で後回しにしがちです。洗浄している間はこれらが使えなくなってしまうことも、気軽に行えない理由の一つではないでしょうか。なので、「毎月1日の15:00~17:00は、洗濯機やお風呂を使えません」などと、家庭内で周知して協力を仰ぐと、トラブルを回避しやすくなりますよ。
月初や月末、協力できる人数が多い日など、「この日なら忘れずに、スムーズに取り組める」日を設定して行うようにすると、負担を削減しやすくなります。ご自身の心地よい頻度・タイミングで行えるようにアレンジしながら、家事を効率化してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)