女優・杉咲花が主演するドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)の第9話が12月8日に放送され、ユキコ(杉咲)と森生(杉野遥亮)の切なすぎる別れに多くの視聴者から“涙腺崩壊”の声が上がっている。
このドラマは、勝ち気だけれど恋には臆病な盲学校の生徒・赤座ユキコと、地元では恐れられているが根は純粋なヤンキー・黒川森生が運命的に出会い、互いに惹かれあっていくラブコメディ。第9話では、森生に勤め先のレンタルビデオ店の正社員雇用の話が舞い込むも、その店舗が鹿児島にあることから「俺はユキコさんと一緒にいたいんで」と断ってしまう森生。しかし、それを知って自分のせいで森生はせっかくのチャンスをあきらめようとしてると悩んだユキコは、森生に別れ話を切り出す。
ユキコは、幼馴染の緋山(小関裕太)との関係を疑う森生の言葉を否定せず、「私たち、別れよう」「もう、黒川の顔は見たくない」と冷たく言い放ちその場を立ち去るも、「黒川、バイバイ」という心の声とともに泣き崩れる杉咲の演技に「森生のことを思って別れを切り出したの切なすぎる」「まだまだ余韻が、切なすぎて涙がこぼれてしまった!」「今年、杉咲花様の涙に何回泣かされたよ。『おちょやん』でも泣かされたし。いろんな表情と感情を見せてくれてありがとう」などの声が寄せられている。
「『おちょやん』は、明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代(杉咲)が、女優の道を駆け上っていく姿を描いた物語。中でも大阪大空襲で道頓堀の芝居茶屋を失くし、やがて幼馴染の福助や劇団の仲間の戦死を知り、悲しみを募らせる千代。悲しさを埋めるために、月明かりの下で猫を相手に独り芝居のセリフを呟く。そんな千代が食べ物をわけてもらいに行った先で心ない言葉を投げかけられ、月明かりの竹林の中を歩く内に芝居の台詞すら思い出せず、力尽き泣き崩れる。今回のユキコの泣き崩れるシーンを観て、千代のあの名場面を思い出した視聴者も多いのではないでしょうか」(制作会社関係者)
またもや、涙の名場面を演じた杉咲花。泣きの演技では、右に出る若手女優はいないかもしれない?
(窪田史朗)