「こまめにトイレ掃除をしているのに、なぜかニオイが気になる……」と困っていませんか?
もしかしたら、次のような場所やモノの汚れが原因かもしれません。普段の掃除で手をつけていない場所がないか、チェックしてみてください。
■便器の下部や床との境目
便器は上部や内側だけでなく、下部から床にかけてもニオイの発生源になりやすい部分。気付かぬうちに水滴が滴り、便器の付け根や床との境に溜まっていることがありますので、便器を掃除する際は全体の汚れを取るようにしましょう。放っておくと汚れがこびりついてしまいますので、たまに大掃除をするよりも、お掃除シートなどでさっと拭き取る簡単な掃除をこまめに行うようにしましょう。
■タンク内
タンク内はいつも湿っているため、水垢やカビが発生しやすい場所。床や便器のニオイではなく、下水のようなニオイが気になる場合は、定期的にタンク内を確認して掃除するようにしましょう。フタを開けずに、タンクの上から入れるタイプの洗浄剤などもありますから、直接汚れに触れずに手軽に掃除することもできますよ。
■手洗い用のタオル
湿った状態のタオルは雑菌が繁殖しやすいため、ニオイの面でも衛生面でも気を付けたいですね。タオルはこまめに取り替え、しっかり洗濯するようにしましょう。タオルウォーマーなどを活用して、タオルが乾燥した状態をキープするのも一つの方法です。
毎日全ての箇所を掃除するのは大変ですから、タオルの管理や便器周りの小掃除は毎日、床や壁などの汚れ落としは週に1度、トイレタンクの洗浄は月に1度など、汚れの度合いや状況によって頻度を決めて行うとよいです。快適にトイレを利用できるよう、掃除の仕方を見直してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)