今期でシーズン20を迎えたドラマ「相棒」(テレビ朝日系)からの卒業を発表した俳優の反町隆史。彼の“次の目標”について、12月2日発売の「週刊文春」が報じた。
同記事によると、反町は主演の水谷豊と公私ともに仲が良かったが、なぜ今回“卒業”することになったのかについては、いくつか理由があるという。そのひとつはマンネリ化で、反町は歴代“相棒”の中で最長となる7年を務めているが、同じキャストではストーリーも似てしまい、役のイメージもつき過ぎてしまう。
また、年齢の問題もあるといい、ドラマは本来、水谷演じるベテランの杉下右京と若手の相棒という組み合わせだったが、反町はすでに50歳手前で若手とは言えなくなっている。そして、反町本人の希望だ。「相棒」の放送は毎年10月から3月までで撮影のある8月頃から約7カ月間はほかの仕事が入れにくいという事情があったという。
「相棒」を務め上げた後、反町には時間的な余裕が生まれるが、次の目標のひとつがバス釣り。反町は“バス好きの聖地”として知られる琵琶湖沿いに別荘を持っており、ボートも複数所有。ガレージには30本以上の釣り竿やオリジナルデザインのルアーも多数収納されているという。目指しているのが世界記録で、これまでは09年に日本人が琵琶湖で釣り上げた全長73.5センチ、重さ10kgのバスが最高記録。反町自身も全長69センチ、重さ6kg超のバスを釣ったことがあり、ガレージに剥製にして飾ってあるという。ガレージには空白の壁もあり、そこには「いつかここに世界記録を釣った瞬間の写真を飾るのが夢」なのだとか。
ネットでは《反町さんお疲れ様でした。2人のコンビぴったり息があってました。バス釣り世界一を目指すのもいいけれど、役者としてもいろいろな役に挑戦してほしいです》《来年からは思う存分バス釣りを楽しんでほしいです》《琵琶湖圏民なので周囲にバス釣り好きが少なくないですが、反町さんは評判いいですね。気さくに声かけてくれるし、釣りのマナーもいいそうで。もう稼がなくてもいいでしょうから、悠々自適で趣味に没頭できるって人生の理想型ですね》など釣り師・反町に対してのエールも多数あがっている。
「反町のバス釣りは小学生からの趣味だそうで腕前はプロ級。さまざまな媒体で『いつか世界最大のバスを釣り上げたい』と公言しています。2000年頃は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)での年一回の恒例企画『芸能人釣り選手権』に出演し、ダウンタウンとともに釣りを楽しむ様子を見せていました。しかし、『相棒』終了後、反町は22年春から主演ドラマ『今どきの若いモンは』(WOWOW)が控えており、のんびりバス釣りを楽しめるのは早くても来年の夏以降ではないでしょうか」(芸能記者)
世界記録を目指すのはもう少し先になりそうだ。
(柏原廉)