昔ながらの「正月遊び」は、正式なルールでの挑戦はもちろん、オリジナルのゲームを手作りするのも楽しいものです。手作りなら、家にあるもので工夫して遊ぶことが可能。次のような伝統遊びを自由に変化させて、楽しんではいかがでしょうか。
■すごろく
コマの数も、止まったコマで受ける指示も、全て自由に設定できるところが手作りの醍醐味。マスに書き込む内容は代表的なお題に縛られず、自由に考えてOK。「○○の思い出を言ってみよう」「今年の抱負を宣言しよう!」などと、家族のコミュニケーションを活性化させる指令を取り入れるのもオススメです。
■けん玉
牛乳パックやペットボトル、紙コップなどで作った受け皿に紐を取り付け、その先に紙や布で作ったボールを取り付ければ、お手製けん玉の完成です。受け皿の形を工夫して、難易度の高いけん玉を作っても楽しいですよ。ボールの大きさや重さを変えて数種類作成し、誰が一番多くのけん玉を成功させるか試してみるのもよいでしょう。予想と検証を楽しむ大実験としても楽しめますよ。
■福笑い
模造紙や画用紙に人や動物、キャラクターなど、好きな顔を描いてパーツを作成させたら、切り取って出来上がり。自分以外の人が作成した福笑いに挑戦するようにすると難易度を上げやすく、ハラハラ感を楽しみやすくなりますよ。出来上がった顔を貼り付ければ、思い出の作品に仕上げることもできますね。
正式な道具・ルールで楽しむ日と、自作して挑戦する日に分けても面白そう。失敗することがあっても、それもいい思い出になりそうです。成功するまで何度でも挑戦し、こだわり抜いてもいいですね。アイデアを出し合って、お正月の家族と過ごす時間を創意工夫で楽しみぬく時間にしてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)