1年を振り返る時期、そして、来年に向けて心新たに何かしら決意した人もいると思います。
コロナ禍は、さまざまな環境の変化をもたらしました。そんな中、仕事がなくなって何もかもが嫌になり、思いがけず「ニート」状態になっている人はいませんか? でも、そんな状態から抜け出したいと思っても、どうすればいいのか分からない。いったい、どうすればニートから抜け出すことができるのでしょうか。
そもそもニートとはどういう意味なのでしょう。金融広報中央委員会の暮らしに役立つ情報サイト『知るぽると』によれば、ニートとは「NEET」すなわち「Not in Education, Employment, or Training(学校に通わず、働きもせず、職業訓練も受けない)」の頭文字をとったもので、「無業者」とも訳されるそう。仕事をせず、就職意思がない点で、フリーターとは区別されているようです。
就労意欲を上げる鍵になるのは、将来の夢と成長意欲。人は成長の実感によって仕事が楽しくなり、「もっともっと成長したい」とやる気になります。そして、成長するためには、自分が将来どうなっていたいのかをイメージすることが大切なのです。本やコラムからの情報・知識のインプットをし、その本に書かれている人物やなりたい姿をしっかりと見定めるとよいようです。
また、脱ニートのためには、職業訓練を受けるのも一つの方法です。ハローワークで実施されている「求職者支援訓練」は、失業保険(雇用保険)を受給していない人が対象の職業訓練。高卒者や大卒者で就労していない人やニート、フリーター、あるいは失業保険の受給期間が終了した人などが受けられます。受講料は無料で、テキスト代さえ支払えば受けられるので、ぜひ利用してみましょう。
将来の夢を描き、まずは職業訓練から始め、脱ニートを目指して頑張っていきましょう!