女優の伊藤沙莉が12月21日に自身のツイッターアカウントを更新し、兄でお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が出場した「M‐1グランプリ2021」(テレビ朝日系)に関するツイートを謝罪した。
今大会では、オズワルドの正統派漫才が改めて高い評価を集め、1stラウンドで665点と最高得点を獲得。しかし、2本目のネタでやや失速気味となり、最後は5票が錦鯉へ流れ、オズワルドに票を投じた審査員はオール巨人のみという結果に。
あと一歩のところで悲願のM‐1優勝を逃してしまったオズワルドに対し、リアルタイムで大会を鑑賞していた沙莉は「本当にかっこよかった。自慢で、誇りだよ。また一年、しんどいかもだけど楽しみだよ。妹は」「だって君らは面白かった! 妹馬鹿だろうが関係ない!」とエール。ほかにも、CMで夫婦役を演じるハライチ・岩井勇気を応援するツイートも多く投稿したところ、とあるユーザーから「余計なお世話かも知れませんが、『錦鯉さんおめでとうございます。他の出演者の皆さん、審査員の皆さんお疲れ様でした』等の、他の方々への配慮もしたほうが好感持てると思います」との指摘が寄せられた。
これに対し、沙莉は「そうですね。我ながら遅ればせながらずっと気がかりでした。どうしても兄コンビ、(今大会はハライチさん)に頭がいっぱいになってしまって配慮に欠けまくりでした。本当に申し訳ございません」と反省し、謝罪。その後も、「実は昨日も遅すぎる気がして、打っては消しを繰り返していました。余計なお世話なんてとんでもないです。むしろ機会をくださって本当にありがとうございます。ながいいいわけにはなりましたがこの場をお借りして、錦鯉さん、本当におめでとうございました」「そして、それは昨年、一昨年もそうです。本当に申し訳ございません。ミルクボーイさん、マヂカルラブリーさんも、本当におめでとうございました」などと、兄の俊介が出場した過去の大会の覇者にも祝福の言葉を送った。
「沙莉は、俊介擁するオズワルドが優勝した7月11日開催の『ABCお笑いグランプリ』においても、大会前から『優勝しないと張っ倒す!!!!!』などとツイートし、兄への期待を表現。その後も大会の行方を見守り、オズワルドの優勝が決まると、『え!え!嘘待って!!!やばい!!!混乱!!!!!!!』と綴ると、『抱きしめたい!!!』とも歓喜していました。また、俊介も同大会の優勝後にステージ上から『どうしても伝えたい人がいる』と切り出し、『沙莉ー!!』と絶叫。2人の兄妹愛に感銘を受けた人が多く、今回のM‐1での“妹馬鹿”なスタンスについても、むしろ好印象を抱いたとする反応が大半に。
『家族を贔屓して応援して何が悪いの?』『なんの問題もないツイート』『謝る必要全くなし。兄を労い、称賛する。とても素敵ですよ』『兄思いのいい子だなーって好感しかない』といった声や、他ユーザーからの指摘にきちんと耳を傾け、謝罪する機会をもらえたとして感謝した彼女の姿勢にも、『沙莉ちゃん、いい子すぎる』『沙莉さんの返しも素敵です』などと称賛が集まっています」(テレビ誌ライター)
ABCお笑いグランプリを制していたこともあり、今年のM‐1では、優勝の大本命とも目されていたオズワルド。それだけに、沙莉からすると今回も「優勝しないと張っ倒す!!」といった心情で見守っていたのかもしれない。
(木村慎吾)