6月21日、歌手で女優の酒井法子がデビュー30周年を記念して、7月1日に公式サイトを立ち上げ7年ぶりにファンクラブを復活させ、9月22日に単独では16年ぶりとなるコンサートを開催することを発表した。
アイドル歌手、そして女優として華々しい芸能生活から一転、09年に薬物使用などで逮捕された酒井。現在は執行猶予も開け、芸能活動に勤しむ日々だが、世間の声のなかには、いまだに冷たい意見も多い。
「ネット上では『介護職はどうした』『介護福祉士に失礼』『裁判のために介護を利用したのか』など、裁判中に芸能活動の引退を示唆する発言をしていたことを指摘する声が多いですね。執行猶予中に在籍していた創造学園大学は不祥事や債務超過で解散。介護の勉強はその時点までで、資格は取っていないはずです」(芸能ライター)
コンサートの会場は「ディファ有明」で、全席指定の8000円。客数は1200人を見込んでいるという。事件後、テレビに出られず大きな活動もできない今の酒井にとってはなかなか高いハードルだが、「彼女には強い味方がいますから完売間違いなしでしょう」というのは音楽系ライターだ。
「酒井は今でも中国、台湾で絶大な人気です。昨年は福岡と上海を結ぶフェリーでディナーショーを行い大喝采。クリスマスのディナーショーにも多くの中国人が押し寄せました。今年に入っても酒井は2月に台湾を訪問。音楽イベントやサイン会にファンが殺到したそうです。そんな酒井の30周年コンサートですから、海外から多くのファンが来日することは間違いありませんし、大半を外国人が占めることも考えられます」
テレビに復帰とはいかずとも、海外での人気で芸能活動は順風満帆のようだ。