女優・米倉涼子が主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ「新聞記者」の全世界配信を1月13日に控えて、12月27日にメイキング風景が公開された。
このオリジナルシリーズは、2019年に公開されて日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた映画「新聞記者」を全6話のドラマとして制作。映画からキャストを一新して新聞業界の異端児と呼ばれる主人公・東都新聞社社会部記者・松田杏奈役に米倉涼子。追い込まれていく若手官僚・村上真一役に綾野剛。新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜流星が演じる。
メガフォンを取る藤井道人監督とは映画「ヤクザと家族 The Family」や昨年の10月期に放送され、大きな注目を集めたドラマ「アバランチ」(フジテレビ系)でタッグを組んだ綾野剛のストイックすぎるエピソードに大きな注目が集まっている。
「綾野演じる村上は、米倉演じる松田に徐々に追い詰められていく若手官僚役。セットでの撮影期間が4日間しかない中、綾野はボクサーの減量のように一切食べず、水分もほとんど摂らずに体を絞る姿を見たスタッフに『本当に死んじゃうんじゃないか』と心配されるほど鬼気迫る演技を見せています」(芸能ライター)
藤井監督から「ストイックな映画アスリート」と評される綾野だが、過去にはこんなエピソードが。
「10月期に放送されたピカレスク・エンターテインメント『アバランチ』では、謎に包まれたアウトロー集団・アバランチに属する主人公・羽生誠一役を演じています。その中で、一切スタントマンを使わずハードアクションに挑戦。さらに主演映画『ヤクザと家族 The Family』で山本賢治役を演じた際は、車にひかれるシーンさえスタントマンを使わずにみずから挑むなど、綾野剛のストイックぶりには驚くばかりです」(映画制作会社関係者)
綾野剛の迫真の演技に注目だ。
(窪田史朗)