お笑いコンビ・よゐこの濱口優が1月5日放送のラジオ番組「イマドキッ ドゥフドゥフ90分」(MBS)に出演し、妻でタレント・南明奈からの「ご飯、何食べたい?」との質問に対する“模範回答”を力説した。
濱口は、女性お笑いトリオ・ぼる塾の田辺智加から「毎日の献立はどうやって決めていますか?」と聞かれ、「(食べたいものは)何?って奥さんによく聞かれるんやけど、パッと出てくるのが冬やったら鍋しか出てこない」と答えに困ることが多いという。
特に最近はあごダシの鍋を気に入り、南に頻繁にリクエストするものの、彼女からは「鍋ばっかりだとラクしているようで嫌だ」と返されるとのこと。濱口は、この「ご飯、何食べたい?」という妻からの質問に対する、自分なりの最適解を追求するようになり、「季節関係なくても絶対に出てくるのがオムライス。で、『何がいい?』って言われると、『オム‥‥』までは言うねんけど、これ昨日も言ったな、却下されたな。オムライスを消してから、(頭に浮かんで)出てくるハンバーグを消して、カレー消して、さらに考えるようにしてるの」と、適当に答えることはしないという。
また、「『何でもええ』って言ったら絶対に怒られるんよ。主婦にとって“何でもええ”とかはすごい嫌な言葉らしくて。だから、絶対に言わないようにしてる」とマイルールを明かすと、共演者から「優しい」との歓声が。
その結果、濱口がたどり着いた“最適解”は「自分の中で、トリッキーでいちばんいいかもしれないというのが、親子丼!」と説明。「親子丼をひねり出したかのように言っている。『親子丼とかええんちゃう』って」と語り、女性陣からも「確かに」「あ~!」と納得のリアクションを集めていた。
「南がラクをしていると感じるようなメニューでもなく、また、オムライスやハンバーグなど、頻繁にリクエストするものも却下されてしまうという濱口が出した答えが『親子丼』。必要な食材も卵や鶏肉、タマネギなど、冷蔵庫に余っている可能性が高いもので、なおかつ、煮込み料理などに比べると、手間や時間もそれほどかからないため、確かに女性陣も納得の模範回答と言えるかもしれません。
ネットでは、この濱口の回答に対し、『丼ものみたいなご飯とおかずの一体型はいいかも』『具体的に言ってくれるのは助かる』『親子丼いいね』『親子丼は確かにいいかも。洗い物も少なくて済むし、さほど手間もかからない』といった声があったほか、『“何食べたい?”なんて絶対聞かない。私が食べたいものを作る。文句は言わせない!』『正解は何でしょうね。聞かれたら、何の食材があるのか一緒に冷蔵庫を見るのがいいかな』『何食べたいって聞かれて答えて、それを出してもらえたことが一度もない。この質問する人ってリクエストに応えられるのかな』『空気を読んで外食をOKにしてくれると最高です』『回答よりも、何でも美味しそうに食べるっていうのが正解だと思う』など、様々な反響が寄せられています。こればかりは各家庭でそれぞれ事情が異なるようですが、濱口の親子丼というチョイスを評価する声も少なくありませんでした」(テレビ誌ライター)
「ご飯、何食べたい?」に対するベストな答えを模索しようとする濱口の寄り添う姿勢こそが、なによりも夫婦円満につながっている要素だと言えそうだ。
(木村慎吾)