俳優の城田優が1月11日発売の「週刊朝日」にインタビューで登場。自身の容姿にコンプレックスがあったことを明かした。
同記事によると、城田は日本人の父とスペイン人の母の間に生まれたが小さい頃から複雑な思いを抱き、芸能界で仕事をするようになってからは「ハーフは大成しない」「主役は張れない」と言われることがほとんどだったという。オーディションでも「前例がないから」という理由で選ばれない悔しさを何度も経験したとか。モチベーションを保つことが出来たのは、「ダメ」とか「無理」と言われれば言われるほど燃えるという持ち前の反骨精神があったからだという。
それでも自身の容姿にはコンプレックスを抱いていたといい、10代の頃は辛い思いをするたびに泣いたり、わめいたりしていたという。しかし、当時のマネージャーが「いつかハーフの時代が絶対来る」と励ましてくれたことで頑張れたと語った。
ネットでも《どんなにかっこよくても、それを理由に仕事が来ないとなるとコンプレックスになるんですね》《その辺の外国人より遙かにハンサムだし素敵だと思いますが、それぞれに悩みやコンプレックスがあるんですよね。他人には計り知れないものですが》などコンプレックスに驚く声をはじめ《最近はミュージカルで大活躍だね》《俳優として使ってもらえるかもらえないか、ではなくて自分からいろいろ動いているところが素晴らしいと思う》など称賛の声が寄せられている。
「城田は13歳から芸能事務所に所属し、デビューに向けてレッスンを積んでいましたが17歳になった03年のミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の出演が決まるまで100回以上オーディションに落ち続ける日々だったとか。落ち続けた理由は主に彫りの深い顔と共演者とバランスがとれない高身長だったためだそう。
それでも、徐々に頭角を表し始め、08年のドラマ『ROOKIES』の出演でついにブレイク。近年ではミュージカルの演出も手がけるなど幅広く活躍しています」(芸能記者)
下積み時代はコンプレックスに悩まされた時期もあったが、その時の踏ん張りが報われて今があるようだ。
(柏原廉)