お笑い芸人でYouTuberの宮迫博之が1月13日、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」を更新。人気YouTuberのラファエルにドッキリ企画を行ったところ、ネットで批判が殺到している。
宮迫は「牛宮城の試食に来たラファエルにスーパーの肉を提供するドッキリ」と題した動画をアップ。タイトル通り、宮迫がスーパーで購入した安い肉を美しく盛り付け、オープンを目指している「牛宮城」のメニューと偽って、ラファエルに試食させようという企画だ。
店にやってきたラファエルは「(試食会は)めっちゃ嬉しいですよ」と期待に胸をふくらませつつ、「いいんですか、本当に僕でいいんですか」と謙遜。宮迫は「重大です、本当に。ここでおかしなことになったらもう僕は終わりです」とプレッシャーをかけつつ、プロによって美しく盛り付けられた肉を披露。宮迫自ら焼いた肉をラファエルはタレをつけて味わうと「普通に美味いっすよ」「めっちゃ米欲しいっすもん」と感想を語った。さらにラファエルは「タレいいっすね。タレ美味いっすねこれ」とも絶賛。宮迫も「だいぶ、こだわりました」と語るが、実はこれも市販のタレを出しただけ。その後もラファエルは絶賛し続けたが、宮迫はついにネタばらし。
ひと通り味わったラファエルが「(オープンしたら)僕は全然、絶対来ますけどね」と言うと、宮迫は「嬉しい~!」と言いつつも「まぁ、でも来られた時にはこれは出てこないですけどね」「これは絶対出さないです」と発言。戸惑うラファエルに宮迫は「(肉は)そこのスーパーで買ってきたんですよ!」とバラすと、ラファエルは頭を抱えつつも「待って下さい。スーパーのでも美味いんですもん。しゃあないじゃないですか」と反論。さらに「僕これで焼肉屋やって儲かる自信ありますよ」と言って宮迫を笑わせた。
「このドッキリに対して動画のコメント欄には《今こういうドッキリをやるセンス。そういうところってのが相変わらずわかってない》《「めっちゃ美味しい」ではなく「普通においしい」と言ってるラファさんは全てドッキリと見透かしていた説》《焼肉屋オープンすら出来てないのにちゃんと売り物として成り立ってるスーパーのお肉を馬鹿にするのは違うような、、、ドッキリとかより牛宮城の価値をあげるような動画を作ればいいのに》《このあと3月までに牛宮城が好印象になるストーリーが全く想像できない》などの批判が殺到しました。
ほかにも《「スーパーでも美味しい」って言葉残したラファエル以外全部選択間違ってる動画だった。誰一人この企画止めなかったのかこれ》《この時期にこんな動画出したらまずいってことに本人スタッフ含め誰も気づかず公開までいくのマジで凄い》など、本人、スタッフが誰も今回のドッキリを止めようとしなかったことについても疑問の声が挙がっています。
宮迫は吉本芸人時代から“王様気質”でイエスマンばかりを周りに置いていると言われており、アドバイスや注意に耳を傾けないことで知られていました。宮迫がただの芸人だったら、ありふれたドッキリと言えたでしょうが、今は焼肉店オーナー。食品偽装のようなドッキリは慎むべきだったし、誰も止めなかったというのは、改めて宮迫の“王様気質”ゆえと取られてもしかたがないでしょう」(芸能記者)
オープン前からさまざまなトラブルや出費を強いられている「牛宮城」だが、ここにきて今回のドッキリは宮迫、ひいては店の信用にも関わる痛手となりそうだ。
(柏原廉)