正月が明けたものの、まだ家庭にはお餅が余っている……。また、1月11日には鏡開きもあったので、鏡餅のお餅も残っているかもしれません。そこで、余ったお餅を楽しみながら消化するアイデアを3つ紹介しましょう。
■いつもと違う地方の雑煮を食べてみる
お餅をお雑煮にして食べた人も多いと思いますが、たいていは味が決まっていて、「もう飽きた……」ということもあるのでは。そこで、他の地方のお雑煮を作って食べてみるのも楽しいですよ。例えば、鳥取県では、「小豆雑煮」という、ぜんざいに似た甘いお雑煮が伝統的に食べられているそうです。
2022年1月8日、六本木ヒルズの屋上庭園で鳥取県のもち米「ハクトモチ」などを用いた餅つきイベントが開催されました。子どもたちがせっせと餅つきをし、小豆雑煮がふるまわれたようです。古来より、その赤色が邪気を払うといわれ、ハレの日の食材として使われていた小豆。その煮汁に、やわらかく煮た丸もちを入れたのが小豆雑煮です。試食したところ、小豆がゴロゴロと入っていて甘さ控えめのお雑煮でした。作り方はぜんざいと同じなので、簡単につくれますよ。
■「餅スライストースト」にする
トーストにスライスもしくは切り餅をそのままのせて、チーズや好きな具材をトッピングすれば、いつもよりボリュームのあるメニューの出来上がり。がっつり食べたい朝食にオススメです。
■稲荷寿司ならぬ「稲荷餅」にする
稲荷寿司に使う稲荷揚げに、酢飯の代わりに餅をはさんでトースターでチンすれば、稲荷餅の出来上がり。稲荷揚げの甘さが、トロ~ンと伸びるお餅とよく合いますよ。
いかがでしたか? これらを参考に、余ったお餅を楽しみながら消化してはいかがでしょうか。