あなたは自分のことを“おばさん”だと思っていますか?
50代であれば、そう思っている人も多いでしょう。とはいえ、おばさんの年齢ってはっきり決まってはいませんよね。では、みんな何歳から自分がおばさんだと思うのでしょうか?
サントリーウェルネスが2021年12月、全国の20~79歳の男女10,894名に対して実施した“実感年齢(実際の年齢とは別に自分自身で感じる自分の年齢)”にまつわる調査では、「何歳以上から、おじさん・おばさん?」との問いに対して、平均49.0歳という結果になっていました。
同調査では、年齢にまつわる「他人に言われて落ち込んだエピソード」も紹介されていました。44歳の女性は「ピンクの服を着てたら友だちから『普通ピンクは若い子しか着ないよ』と言われて悲しくなった」、63歳の女性は「これからも恋をしたいと言ったら『もういいでしょう』と言われた」、76歳の女性は「『スカートの丈が短い』と言われた」とのこと。自分では「まだまだイケる」と思っていても、世間の風は冷たいようですね。
ネット上の女性たちの声をみてみると、自分が認識する年齢については「見た目年齢」「体年齢」「精神年齢」の3つに分かれるようで、30~40代の女性は、おおむね体年齢は高め、精神年齢は低めといった評価のようです。見た目年齢については、童顔と老け顔に二分されます。中には、実年齢が28歳なのに「体年齢は45歳、精神年齢は6歳」と自身を評価している人もいました。
調査結果から、「おばさんは49歳から」と決めつけてはいけません。体年齢は自然な老化で仕方がないものですが、せめて見た目はいつまでも若々しく、精神的には年を重ねているからこそ磨かれる感性や深みに自信を持って生活していきたいものです。
また、実年齢に縛られず、自分の実感年齢を大事にすることも、若々しく生きるヒントのひとつかもしれませんね。