歌手の田原俊彦が1月27日、還暦記念写真集「DOCUMENTARY」の記者会見に出席。還暦を迎えてもアイドルで居続けることを宣言した。
田原は1980年にジャニーズ事務所からアイドル歌手デビュー。今年でデビュー43年目を迎え、2月に60歳になる。写真集では還暦にちなみ、自身にとって初となる“赤ふんどし姿”を披露している。
会見中はライブでも見せるハイキックを鮮やかに決めるなど、まだまだ健在であることをアピールした。「こんな年齢になるまで“ジ・アイドル”を継続してやっているとは想像出来なかった」と感慨深く語りつつ、「今も現役バリバリ。つらいこと、苦しいこともあったけど、ファミリー(ファン)が支えてくれた」とファンに感謝した。
ネットでは《えー、アイドルなの?》《今もアイドルのつもりだったんだ?》といった辛辣な声もあがったが《30年近く前の抱きしめてトゥナイトや、ジャングルJungleのPVを今でもYouTubeで見るけど、トシちゃんはいつまでも色褪せない俺らのスーパーアイドルだなって思う》《田原俊彦の歌いながら踊るダンスは今の芸能界でも最高峰でしょう。誰もマネできないと思う》《田原さんを見てると、人間、年齢じゃないんだな、と思います》など称賛の声も多数。
「アイドルというと若い子限定と連想されがちですが、松田聖子も60歳で“永遠のアイドル”と呼ばれています。ジャニーズのグループも高齢化が進み30代、40代は当たり前。女性アイドルグループ・AKB48の柏木由紀も今年で31歳に。田原俊彦がファンにとって憧れの存在であり続ける限り“アイドル”と言えるのでは」(芸能記者)
今やアイドルに必要なのは“憧れの象徴”であることであって、年齢は関係ないのかもしれない。
(柏原廉)