元テレビ東京アナウンサーの大橋未歩が2月8日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、芸能活動再開が決まったお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について「十分に社会的制裁を受けたと思う」と語った。
番組では、2月15日放送の「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)での復帰が決まっている渡部の今後について議論。ローカル局への出演は叶ったものの、多目的トイレでの不貞という内容だけに、やはりキー局に復帰するのはまだまだ長い道のりになるのではと予想した。
作家の岩下尚史氏は、不祥事から復帰できるタレントと、そうでないタレントの違いについて、「つまりあれでしょ? それまで業界の人に好かれてりゃあ復帰できるんでしょ? ヒト次第でしょ、それは。ファンよりも、作ってる人たちじゃないですか、テレビを。あと、一緒に出ている有力な人たち。それが業界。それだけじゃん」との持論を展開。タレント・北斗晶は、ほかにも「笑い飛ばしていいことと、笑い飛ばせないことっていうのがあるのは確か」だとし、復帰できるかは不祥事の内容にもよるとの見解を示した。
過去にアンジャッシュの2人(児嶋一哉、渡部)とレギュラー番組で9年半、共演した経験がある大橋は「私が脳梗塞になった時とか、児嶋さんが連絡下さったりとか、結構お世話になっていて。もう十分に社会的制裁を受けたと思う」とコメント。2019年には「5時に夢中!」にて、俳優・原田龍二も不貞スクープ後に復帰の場とした実績があることから、渡部の同番組出演にも期待を寄せていた。
「渡部を巡る番組内での討論を受け、岩下氏による“復帰できるかは業界人に好かれているかどうか次第”との主張には、世間から『ズバッと言うよね。結局はこれ』『確かに視聴者の声はそこまで届いていない気もする』などと納得する声が上がりました。一方で、大橋が個人的にアンジャッシュに世話になったというエピソードには『それとこれとは別問題』との指摘や、『ここで渡部が連絡くれたっていうならいい話になるんだけど、連絡くれたのは児嶋って時点で説得力がボヤけたね』『連絡したの児嶋だけかい。やはり渡部はダメだな』『渡部は本当に相方に心から感謝したほうがいいと思う』『結局児嶋さんがいい人ってだけの話』といったツッコミも散見。児嶋の好感度が上がったのとは対照的に、あまり渡部の背中を押すようなエピソードにはならなかったようです」(テレビ誌ライター)
およそ1年8カ月という謹慎期間を乗り越え、今後の渡部がどのような活動を展開することができるかは、多くの注目を集めることになりそうだ。
(木村慎吾)