アレルギー検査の結果、畑野ひろ子さんは、大好きなチョコレートをおやすみして、今、あるスイーツに夢中なのだそう。それは「干しイモ」。
甘いものが大好きな畑野さんにとって、おやつを何も食べないのは耐えられないことなのだとか。でも、砂糖を控えるために、砂糖を使っていないスイーツがあれば理想的。そこでチョイスしたのが「干しイモ」だったんだとか。それからというもの、メーカー、産地、品種などさまざまな種類の干しイモをお取り寄せして食べ比べしているのだそうですよ。
さてこの干しイモ、もちろんサツマイモを干したものですが、その発祥は意外にも静岡県だといいます。干しイモが作られ始めたのは江戸時代にまでさかのぼるといわれており、保存してサツマイモを長持ちさせるために開発したとのこと。薄くスライスするその保管方法は、「白切り干し」と呼ばれています。
そんな干しイモは、茨城が約9割以上の干しイモ生産を担っており、日本一の生産量を誇っています。
干しイモといえば「切り干し」といって、スライスしたものが定番ですが、中には「丸干し」といって、サツマイモを切らずに丸ごと干したものもあります。通常より干す時間がかかるため、ちょっと高級ではあるものの、その甘さと柔らかさは絶品といわれています。畑野さんのように干しイモにはまってみるのも良いのでは?