友だちや仕事仲間などに、ときどき相談をしたりされたりすることってありませんか?
周囲の人から冷たい態度をとられた、仕事で失敗をした、母親と喧嘩をしてしまった……さまざまな問題があると思いますが、相談されたらつい親身に耳を傾けますよね。そして、「どうすればいいと思う?」などと尋ねられると、つい自分の意見を話してしまいがちになります。でも、こうして意見をする女性って、実はモテません。
それは、悩んで誰かに相談するときって話を聞いて欲しいだけだからです。なので、「どうすればよかったのかな?」「これからどうすればいいかな?」と相談されたら、全面的に相手を肯定するだけにしておきましょう。
「それでよかったんじゃない?」「あなたの思うようにやってみたら?」と言ってもらえると、人は相手に好意を持ち、また相談します。また話したい、会いたいと思うのです。
この傾向は、女性より男性のほうが強いです。それは、男性が女性を守りながら生きてきたという歴史があり、男性は女性より優位に立ちたがるからかもしれません。ですから、弱音を吐いたとしても、アドバイスはして欲しくないのです。褒め称えて欲しいだけなのです。
モテたいなら悩み相談にのらず、ただ話を聞くこと。これは、スタンダードなカウンセリング手法に近いテクニックといえるかもしれません。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。