塗れた手でコンセントを触ると感電する危険がありますが、実際、どんな状態になるのでしょうか?
コンセントから感電し、「10分くらい気を失った」という女性がいます。目を覚ました後は何も身体に問題は生じていなかったそうですが、感電は死に至ることもあるため、決して軽視できません。
一般財団法人九州電気保安協会の公式サイトによれば、感電とは「電気が身体に流れて『ビリッ』と強い衝撃を受け、しびれること」であるとされ、電流の大きさによって感じ方が違うのだとか。15mAでは運動の自由を失い、20mAでは筋肉の硬直が激しく呼吸も困難な状態となり、引き続き電流が流れたら死に至ることも。50mAでは生命の危機となり、100mAでは致命的な障害を起こすとされています。
こうした感電の危険性を知ると恐ろしくなりますね。決して軽視せず、とくに、濡れた手や素足では身体に電気が通りやすくなっています。感電の危険性が高まるので、そうした状態ではコンセントや電化製品を触るのは絶対にやめましょう。家事で忙しくても、しっかり水気を拭き取ってくださいね。