俳優の菅田将暉が主演を務める、現在放送中の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)が、早くもシーズン2の制作を決めたことを3月10日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じた。
同記事によると、ここ数週間、録画率を含めた総合個人視聴率において同ドラマは今クールでは首位と予想されていた日曜劇場の「DCU」(TBS系)に圧勝。ドラマ制作関係者の証言として、フジテレビは今回の成功をとにかく喜んでいるといい、異例とも言うべき早さでシーズン2の制作を決定したのだとか。すでに主演の菅田やヒロインの伊藤沙莉らにも出演合意と取り付けており、映画化の話も持ち上がっているのだという。
同記事についてネット上では《原作もいいし、キャストもいい。整くんが心に残る言葉を残すし、犯人役がとてつもなくいい》《シーズン2! やったっ! というか、シーズン2がないはずがない笑》《シーズン2制作決定ありがたい~瑛太さんの我路くんが好きなのでまた会えるの楽しみ!》など期待の声が多く挙がった。
その一方で、《原作もドラマも好きですが、ドラマの風呂光さんの件だけはちょっといただけないですね》《風呂光さん問題、恋愛要素が問題というだけでなく描き方として全くこの作品にそぐわない》《これ以上風呂光さんの恋愛感情推ししないで!》など、伊藤が演じる風呂光聖子の描き方に対して厳しい声も続出している。
「ドラマは同名漫画を原作としていますが、原作の風呂光はドラマほど出番がなく、主人公の久能整との恋愛要素も一切ありません。しかし、今回の連続ドラマ化にあたってフジテレビは全編を通じて登場するヒロインが必要と判断したのでしょう。その結果、原作ファンからは反感を買ってしまいました。
とはいえ、そもそも主役についても菅田が務めると発表された際にイメージと違うと原作ファンからブーイングを受けましたが、放送が開始されると次第にその声は収まりました。ドラマのこれからの盛り上がりにもよりますが、風呂光についても同様のことが起きる可能性があるでしょう」(芸能記者)
制作陣は今後、原作ファンを納得させるストーリーを見せることができるだろうか。
(柏原廉)