3月19日放送の単発ドラマ「エンディングカット」(NHK)で久しぶりに演技する姿を披露した芦田愛菜。このドラマは2019年2月2日にFMシアターで放送され、令和元年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞を受賞したラジオドラマをテレビドラマ化した作品。絵を描くことが大好きで美大進学を目指している高校3年生の結(芦田)が、納棺前の故人の髪をセットする「エンディングカット」という仕事をしている父・和俊(佐藤隆太)と母・七海(広末涼子)の死をどう受け入れ、成長するかが描かれたヒューマンストーリーだ。
ある日、両親が営む美容室で母が倒れ、結は母が末期がんであることを知らされる。ところが父は美容室で働くことなくどこかに行ってばかり。母の死が迫っているというのに父は何をしているのか。気になった結は父の後をつけ「エンディングカット」をしていることを知る。母の死が受け入れられず、故人の髪をセットする父の仕事にも抵抗感があった結は、父に対してその思いをぶつけるシーンがあった。
「ネット上では、このシーンで見せた芦田の演技に対して、評価が真っ二つに割れているようです。『愛菜ちゃんのやり場のない思いをお父さんにぶつける演技がすごい迫力だった』『父親役の佐藤隆太が圧倒されてる感じが画面から伝わってきた』『愛菜ちゃんが場面を支配してる圧がすごくて引き込まれた』などと高評価する声と、『高3にしては子どもっぽい、駄々をこねて拗ねてるような感じが気になった』『愛菜ちゃんがヒステリーを起こしているみたいで冷めた』『結は癇癪持ちなのか?』といった低評価の声が拮抗しています」(女性誌記者)
今年4月から、ドラマで演じた結と同じく高校3年生になる芦田。中学1年生の頃に「将来は病理医になりたい」と公言していたことから、たった5名の内部推薦枠で慶應義塾大学の医学部か、尊敬する山中伸弥が所長を務めるiPS細胞研究所のある京都大学の医学部に進学するのではないかと言われているが、来春の芦田の進路が楽しみだ。