堤真一主演ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)の最終回が3月25日に放送され、平均視聴率は7.6%。全話の平均視聴率は7.05%だった。
新島家の太陽のような存在だった貴恵(石田ゆり子)を10年前に亡くした夫の圭介と娘の麻衣は、失意のまま無為な毎日を送っていた。ある日の夕方、貴恵の生まれ変わりだという小学生の女の子が新島家にやってくる。不審に思う圭介と麻衣だったが、女の子が家族しか知らない思い出話をし始め、生まれ変わりだと信じる。
女の子は、シングルマザー・白石千嘉(吉田羊)の娘・万理華(毎田暖乃)で、彼女がこの世から消えたいと思っていた時に貴恵と出逢い、憑依したのだった。
小学生となった貴恵が現れたことで、圭介と麻衣の生活は一変。幸せな家族の時間を取り戻すことができた。しかし貴恵は、いつまでも万理華の時間を奪うのはいけないと思い、圭介と麻衣に別れを告げる。
視聴者の感想としては「感謝。本当にいいドラマだった」「心が洗われた。ドラマ終わってしまい寂しいです」「素晴らしかった。自然と泣けるし笑顔になってしまう、そんなドラマでした」など、大満足だったようだ。
「今作は特に、万理華と貴恵を演じわけた10歳の毎田の演技が素晴らしかったと高評価。ラストシーンでは、温かい感動の涙を流した視聴者が多くいたようです。前作の『最愛』も視聴率は苦戦しましたが、視聴者の満足度は非常に高かったですからね。“良作枠”として定着すれば、視聴率にも結び付くのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
今後、毎田がどんな役に挑戦するのか、楽しみだ。