7月1日、次期フィギュアスケートGPシリーズのエントリーが発表された。アメリカ大会を皮切りにカナダ、ロシア、フランス、中国、日本と6大会行われ、男子のエース・羽生結弦選手は10月のカナダ大会と11月の日本・NHK杯にエントリーが決定した。
羽生選手といえば、4月下旬に日本スケート連盟が「リスフラン関節靭帯損傷のため全治2カ月」と発表していたが、その後の経過はどうなっているのか。
「場合によっては手術も必要なほどの重い故障でしたが、靱帯の断裂がなかったのでギプス固定をする治療を選択。1カ月くらい固定してから歩行リハビリに入る予定でした。今はもうスケートも始めているようです。同じカナダ大会には宿敵のパトリック・チャン選手も出場しますし、激突事故の相手・ハンヤン選手も出場しますから、羽生としても落ち着いてはいられない心境でしょう。特に今シーズンは18年の平昌五輪に向けて、世界歴代最高得点を獲った演技に磨きをかけて、さらなる上を目指したいところですからね」(スポーツ紙記者)
ぜひとも万全の体調でシーズンを迎えてほしいものだ。
(芝公子)